2014年12月20日土曜日

フランスへ行ってきたぁーPart.4

あ~
今年がもうすぐ
終わっちゃう・・・

10月末に行った旅の旅行記が
滞る滞る。。。

ここにきて
怒涛の如く
UPします。。。
(一応 完結させないと
年越せない!?)






旅の半ば
フランス中部にある
ロワール地方。
まずはその
ロワール渓谷内にあるシュノンソー城に立ち寄ろ~








このシュノンソー城は
ちょっといわく付のお城。
別名6人の王妃の城
なーんて言われてますのよ~








もともとは
イタリアのメディチ家から
のちのフランス王 アンリ2世に嫁いだ
カトリーヌメディシスの城。



ディアーヌ・ド・ポアティエの寝室

↑   ↑   ↑
素敵なブルーの寝室。
この部屋の主ディアーヌこそ
アンリ2世より20歳も歳が上であるにも関わらず
生涯彼と愛人関係を続けていた女性。
正妻であるカトリーヌとの結婚後も
その関係が続いた、というから
女は怖いのー
修羅場じゃ~の現場になったであろう
いわく付の城なのでーす。


それでも
城としては
とても上品でありながら華やか。
流石、歴代女性が支えた城だけのことはある。
今でも
部屋部屋に飾られた花々の美しいこと!
ボランティアの方が毎日生けていらっしゃるらしい。

部屋の雰囲気と花器・花のヴァランス
このセンスは西洋建築を知り尽くしているからこそ。
フランス人の感性には
この旅でも刺激を受けることが多い。


これも
旅の醍醐味。
その土地に行かなければ
味わえない感動だ。

 




同じくロワールにある
こちらも名城 アンボワーズ城から
400mほど離れたところにある
レオナルドの最後の家
クロ・リュセ城へ。








 
イタリア・ルネサンスの巨匠
レオナルド・ダ・ヴィンチが
1516~1519年
人生最後の3年間を過ごした場所
そこが
クロ・リュセ。 








ここでも
日本人アーティストの展覧会が開催されるので
そのオープニングイベントへ。
このお城で展覧会が開かれるのは初らしい。










ここはレオナルドが過ごした当時のまま
城も庭も内装も一般に公開されていて
周りは
レオナルドの創造力・想像力の源は?
を探るカルチャーパークになっている。








レオナルドのベッド

訪れた日は休日で
近隣の人が沢山訪れていた。
ほんと
大人から子供まで楽しめる空間なんだなー

レオナルドの寝室
ベッドが思ったより小さい。
小柄な人だったのかな?
と思いきや
当時は膝を折っての姿勢で
寝ていたらしいよー
休まるのかしら・・・




展覧会場にも
地元の方々が沢山いらしてくださって
日本から来た作家たちへの
質問が飛ぶ飛ぶー

こうやって
文化交流されるんだねぇー








母の作品と





レオナルドの代表作
モナリザのレプリカが。。。

良く 出来てるぅ~
右はレオナルド像ね。





「最後の晩餐」も彼の傑作のひとつだね



オープニングのイベント会場は
レオナルドの「最後の晩餐」に照明が当てられて
面白いステージになっていた。
等身大のキリストや12使徒と同じ目線で立てるとは!



ここ(クロ・リュセ)のカルチャーパークといい
シュノンソー城の花のボランティアといい
生活の中に
自然と芸術が溶け込み
気負うことなく
美意識が養われる土壌は
羨ましい。
私自身
西洋音楽を奏でる上でも
とーっても得ることが多い♪



その反面 
あらためて日本の芸術や美についても
フランス人から指摘を受け
魅力や持ち前の良さにも気づかされて。

あ~
こういう感性の交流
好きだなぁ。

作品をただ出しているだけじゃなくて
人々の生の声を直に聞く。
国際展の真の意味は
こういうとこにあると思うな。


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