今年がもうすぐ
終わっちゃう・・・
滞る滞る。。。
ここにきて
怒涛の如く
UPします。。。
(一応 完結させないと
年越せない!?)
旅の半ば
フランス中部にある
ロワール地方。
まずはその
ロワール渓谷内にあるシュノンソー城に立ち寄ろ~
このシュノンソー城は
ちょっといわく付のお城。
別名6人の王妃の城
なーんて言われてますのよ~
もともとは
イタリアのメディチ家から
のちのフランス王 アンリ2世に嫁いだ
カトリーヌメディシスの城。
ディアーヌ・ド・ポアティエの寝室 |
↑ ↑ ↑
素敵なブルーの寝室。
この部屋の主ディアーヌこそ
アンリ2世より20歳も歳が上であるにも関わらず
生涯彼と愛人関係を続けていた女性。
正妻であるカトリーヌとの結婚後も
その関係が続いた、というから
女は怖いのー
修羅場じゃ~の現場になったであろう
いわく付の城なのでーす。
それでも
城としては
とても上品でありながら華やか。
流石、歴代女性が支えた城だけのことはある。
今でも
部屋部屋に飾られた花々の美しいこと!
ボランティアの方が毎日生けていらっしゃるらしい。
このセンスは西洋建築を知り尽くしているからこそ。
フランス人の感性には
この旅でも刺激を受けることが多い。
これも
旅の醍醐味。
その土地に行かなければ
味わえない感動だ。
同じくロワールにある
こちらも名城 アンボワーズ城から
400mほど離れたところにある
レオナルドの最後の家
クロ・リュセ城へ。
イタリア・ルネサンスの巨匠
レオナルド・ダ・ヴィンチが
1516~1519年
人生最後の3年間を過ごした場所
そこが
クロ・リュセ。
ここでも
日本人アーティストの展覧会が開催されるので
そのオープニングイベントへ。
このお城で展覧会が開かれるのは初らしい。
ここはレオナルドが過ごした当時のまま
城も庭も内装も一般に公開されていて
周りは
レオナルドの創造力・想像力の源は?
を探るカルチャーパークになっている。
レオナルドのベッド |
訪れた日は休日で
近隣の人が沢山訪れていた。
ほんと
大人から子供まで楽しめる空間なんだなー
レオナルドの寝室
ベッドが思ったより小さい。
小柄な人だったのかな?
と思いきや
当時は膝を折っての姿勢で
寝ていたらしいよー
休まるのかしら・・・
地元の方々が沢山いらしてくださって
日本から来た作家たちへの
質問が飛ぶ飛ぶー
こうやって
文化交流されるんだねぇー
母の作品と |
レオナルドの代表作
モナリザのレプリカが。。。
良く 出来てるぅ~
右はレオナルド像ね。
「最後の晩餐」も彼の傑作のひとつだね |
オープニングのイベント会場は
レオナルドの「最後の晩餐」に照明が当てられて
面白いステージになっていた。
等身大のキリストや12使徒と同じ目線で立てるとは!
ここ(クロ・リュセ)のカルチャーパークといい
シュノンソー城の花のボランティアといい
生活の中に
自然と芸術が溶け込み
気負うことなく
美意識が養われる土壌は
羨ましい。
私自身
西洋音楽を奏でる上でも
とーっても得ることが多い♪
あらためて日本の芸術や美についても
フランス人から指摘を受け
魅力や持ち前の良さにも気づかされて。
あ~
こういう感性の交流
好きだなぁ。
作品をただ出しているだけじゃなくて
人々の生の声を直に聞く。
国際展の真の意味は
こういうとこにあると思うな。
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