2011年1月29日土曜日

体感温度

錯覚なんだろうけど
お花がそこにあるだけで
辺りの温度が一瞬
2、3℃上昇したような気分になるから不思議・・・


まるで
部屋の中に
お陽さまが顔を出したみたいな
色鮮やかな黄色のグラデーション。
暖かな空気さえ感じるでしょ?

日曜のサロンの時、
生徒のYさんご一家が
わざわざ我が家まで
届けて下さったお花のアレンジ。

ここ数日の寒さのお陰?!で
頂いた時のまま
綺麗♡に咲き続けている。



蕾もあるし、
これからも何輪か咲くのかな。


さ~て
暦の上では
立春近し!

あ~テンションUP!
心の温度も一気に上がるなぁ♪

2011年1月27日木曜日

想像力

シアターコクーン
今年最初にかかる芝居は
シェイクスピアの「十二夜」。

劇団自由劇場の串田和美さんの演出だもん。
シェイクスピア喜劇の原点ともいえるこの作品が
彼の手によって
一体どのように料理されるのか・・・

ひじょ~に興味あるところ!
これが
行かずにいられようかッ!!





芝居は役者によって演じられる訳だけど
演出家の腕次第で

同じ作品も
面白くなったり

つまらなくなったりするのよね。

本は同じなのにね。
不思議・・・
まるで、生き物。
文字に息が吹き込まれて
血の通った生きた言葉として
私達の前に立体的な姿を現す。










その作品の行くべき方向へ舵取りをして
キャスト、スタッフを束ねていくのが
演出家の役目。
責任重大だぁ。

一方で

作り手だけの責任ではなく
観賞する側のセンスも問われるのが
芝居がただ受け身の娯楽で終わらないところ。

観ている人が100人いれば100通りの解釈があっていいのが
芝居の面白いところだし魅力だと思うなぁ。
正解もないし。

でも
作り手が伝えたい本質は見抜けた方が
観賞の楽しみも倍増するはず。

串田さんは私達に
「ちょっと 頭の中を広げてみようか」
って言ってるみたい。


ひとつのシチュエーションから
いろんな世界が広がっていく・・・
喜劇の中に
実はもう一つの切ないストーリーが隠れていたり。

ただハッピーハッピー♡だけで終わらない所が
シェイクスピアの凄さでもあるしね。




この「十二夜」、
キーワードは
やっぱり「片思い」かな?

様々な登場人物の
それぞれに形の違う片思いに
私も
どれだけ想いを巡らすことが出来ますか・・・

それもまた
芝居の面白さかな。

2011年1月23日日曜日

Concert su Salon d'espoir Vol.18


今年最初のサロン。
サブタイトルは「Greeting in music」。
音楽で新年のご挨拶、といったところでしょうか・・・

プログラムも卯年に相応しく
まずは
「うさぎさんメドレー」でスタート!








かぶりもの好きの私としては
これは、絶対に外せない~!!
ピアニストの中澤美紀ちゃんと
昨年暮れにGetしたうさぎの耳付きで登場~♪

ウケましたぁ~

まずは、お客様に喜んで頂けてホッ♡

うさぎ、を題材にした曲って

結構あるのね。
やっぱり、モチーフとしてかわいいし
詩にしやすいのかしら。






前半はフォーレ、ドビュッシーの歌曲と

オペラ「Cosi fan tutte」からアリアを2曲。

間に卯にまつわる絵画のお話を挟んで
後半は今年生誕90年の

ピアソラの歌曲、
そして、サティ、プーランクのシャンソンで
全プログラムを終了。

今回、ぜひお聴かせしたかったのは
ズバリ、ピアソラの作品。

今迄に演奏したことがないスタイルの作品、
しかも タンゴ~!!への挑戦。

フランスものとは全く違う表現だし、
自分の持つ引き出しの中に
はたして

「情熱・濃密・成熟した世界」を表現するのに
相応しいモノはあったかなぁ?


アンコールは

タイトルもそのままな
「Che,tango che」を歌って
プログラムを締めました。

苦労した分、
お客様の生の反応が気になるところ。


終演後、Tea Time。

お客様から頂いた感想は
今までとは違う村田の一面が見られて、新鮮だった、、、

気迫があって、胸に響くものがあった、、、
タンゴ、、、イイですね~♡

などなど・・・

嬉しい!の一言。
有難うございます!


まだまだ自分では未熟な所、

歌いきれていない部分があるのでレパートリーに加えていく、位の意気込みで
もっと歌い込んでいかなくっちゃ。


課題も多いけれど

それ以上に
まずはここまでやれた・・・満足感や
これからの目標を持てるのが
新しい曲・作品との出会いの素敵なところ。


曲作りをしている時って

妙にウキウキ感があるから
また、チャレンジしちゃうんだろうなぁ。

きっと
一生、この繰り返し?!なのかも。

2011年1月22日土曜日

記憶力

新曲の歌詞を覚えるのに
ひと苦労・・・

明日、本番なのにぃ・・・
スペイン語がなかなか、覚えられないッ!!

もう、変な話
食べてても、お風呂に入ってても
トイレにいても(あ~ぁ)
呪文よ、呪文・・・
ひたすら、唱えて、身体に入れるしかない。。。
頭に、、、ではなく
身体に入れるの~身体の髄に!!

思い出してるようじゃ、ダメ。
どんなハプニングがあっても
考えなくても、自然に、即座に
言葉が出るようにならなきゃ、
身に付いてないんだ・・・

その先にこそ
真の表現世界がある。

2011年1月20日木曜日

タンゴ


Astor Piazzolla
アルゼンチンが生んだ
偉大な作曲家であることは
周知の通り。

今年、生誕90年。

ヨーヨー・マのCDで
その魅力を知ったのが彼との出会い。。。
歌曲も素敵なのよね~♡

23日には
彼の記念の年にちなんで
3曲、歌う予定。

これが、なかなか
手ごわい・・・

勿論、全曲タンゴ(ひぇ~)。
このリズムに乗るのがねぇ・・・
置いてかないで・・・私を・・・
の心境。


バンドネオンで・・・
と言いたいところだけど
今回は
ピアノと共に。

この低音の
どこか湿気をはらんだ
独特なアクセントに
悪戦苦闘中!

情熱のタンゴ~でしょ?!
それも
どこか、官能的に!!

これが、一番の難関だわぁ。

2011年1月15日土曜日

面影

何十年経っても
人って基本的に
変わらないのね・・・

30年ぶりの小学校の同窓会。
30年ぶりよ~!!

どんなに
みんなが変貌を遂げたか・・・
期待半分
怖いもの見たさ半分。

でも
実際に再会すれば
あの頃の童顔が時を経て 
じゃじゃ~ん→こうなりましたッ!
って
一目瞭然。
想像通りで ビンゴ!

男の子達(今や立派なおじさん達だけど・・・)
の方が
いまいち、分かりずらかった・・・かな?
いい意味で貫禄付いた、ってことかしら。
(女子は小中高一貫で12年間一緒だったしね)

でも
やっぱり
どこか面影は残ってるのよね。

一人ひとりの顔を見ていると
30年前のいろ~んな
エピソードも思い出されてくるから
不思議。

み~んな同じ年。
当然といえば
当然だけど、
成長して
それぞれに頑張ってる同級生の姿を見るのは
なかなか感慨深いものがあるわけよ。

新年早々
いい刺激をもらって
今年1年
前へ進むエネルギーをもらった感じ。

あの頃に瞬時で戻れるのは
その変わらない面影のせい?!

2011年1月12日水曜日

お披露目♡

来る7月10日、
神奈川県民ホール 小ホールにて

「村田 望 ヴォーカルリサイタル Vol.6」が
開催されます。

隔年で開いているソロ リサイタル。
今年で6回目になるのかぁ~

準備期間が2年間っていっても
すぐに巡ってきちゃうんだなぁ・・・これが・・・


今回のテーマは

「Les saisons de la vie~人生の季節~」。

春夏秋冬を人の一生に見立て
音楽で人生を巡ってみようと思います。

クラシック曲で構成される第1部と
おしゃべりも交え、カジュアルな雰囲気で
お耳馴染みのポピュラーな選曲で構成された第2部。

一粒で2度美味しい~♡気分、、、
を味わって頂けるのが
私のステージ。


クラシックの正統派の舞台を

見聴き慣れた方は
少々驚かれるかもしれませんが、

それが村田のスタイルなのです・・・
良い意味で(へへへ~)
クラシックの常識を覆す
眼から鱗・・・のステージになることは

間違いなし!!
約2時間の舞台を
ひとつのエンターテイメントとして
お楽しみ頂けることを
お約束致しますッ!!

さて
どのような人生が浮かび上がりますか・・・
御期待下さい~♪

晴れて

チラシが出来上がりましたので
このBlogで初お目見えさせて頂きますね~


写真は
私の親友であり
有能なフォトグラファー♪の
Sasaki.Mちゃんにお願いしました。


公演までの
これからの約7ヶ月間

このチラシで真っ向勝負?!して参りますわよ~
どうぞ、よろしく~です。

2011年1月10日月曜日

バトン


5~10日まで
鎌倉で開かれた
祖父と母の展覧会が
会期中
1,800人近い方々に御来場頂き
無事、終了しました。

お出掛け下さった皆様
有難うございました!!

心より御礼申し上げます♡

私も

全日会場の受付に待機?!
いえ、受付にて
皆さんをお出迎え♡

本当にたくさ~ん!!の方々と
お目にj掛かることが出来たのです♪

直接、お話出来た方からは
様々なご感想、反応を頂き
非常に刺激的でした。
祖父、村田良策は美学者であり
教育者でもあった人。
既に没後40年になるけれど
その志は孫の私が言うのも変だけど
時代の先を見据えた進歩的なもの。

半世紀前にですよ~

本物を見極める鑑賞眼の大切さ、
美への感性を磨くには
幼児のうちの本物体験が重要である、
と説いたのです。

また、芸術を日常生活の中に取り入れ
現代に生きる私達が
その生活の中で用いることで

「生きた芸術」として
次の世代へ受け継ぐことが出来る、とも
語っていたよう。

その遺志を受け
嫁である私の母・佳代子は
子供達への美術教育に力を注ぎ
自身の創作活動と共に
「生きた芸術」を実際に日々の生活の中で生み出し、体験していくには
世代を超えての美術への教育・体験が必要、と
地域の美術振興に努めてきましたぁ。







今回の新春展は
その祖父から母へ渡された志のバトン、
まさに

「美のリレー」を
多くの方々に知って頂く展覧会。



絵画を並べる通常の展覧会とは
一味も二味も違う、ユニークな内容だったと
思いますよ~

私は
音楽、という
違うジャンルにいる訳だけど
自分のルーツを知る上で
とても興味深かったし
何より
自分が育った環境を振り返る
とても良い機会になったので~す♪

美のリレー・・・
私もちゃんと
祖父や母からバトンを受け取り
次の世代へきちんと手渡すことが出来るのかなぁ?

責任重大?!

芸術の分野だけでなく
誰でも
何かしらを次の世代、時代へ
繋いでいくものを
持っているんじゃないのかなぁ・・・

自分に託されたバトンを
見失うことなく
時には全力疾走♪
時には少しペースダウンしても良し!
自分の走りを全うし
次世代へ
きっちり♪バトンを渡したいものです。。。

2011年1月3日月曜日

迎春

2011年
明けましたね~
おめでとうございますッ!!

穏やかなお天気の三ガ日。
曜日の巡り合わせは
あまり良いとはいえないけれど

私個人的には今年はどこか、ゆったりとした気分で
新年を迎えられましたよん♡



皆様は

どのように
過ごされましたか?



我が家は
例年通り
素朴ながら
手作りのおせち料理を家族で囲み1年の幕を明けました~







今年はラッキーカラーが金色・黄色・・・だとか。
テーブルの上も

福を呼ぶ~♪カラーコーディネイトに。





1年ぶりの我が家の季節の味で2011年も

スタート!!


初詣は
これまた例年通り
地元の鶴ヶ岡八幡宮へ。

予想通りの人出ですわぁ~
空も晴れ晴れ・・・

ほんと清々しいよ~



新年らしい陽気で
心なしか例年より
街が賑わってる感じがするけれど
みんな

今年が幸多い1年になるように願わずにはいられない心境でしょう。




あまりにも
不景気不景気って言われてるし
一人ひとりが
生活の中で

実感しているからでしょうか・・・ね。
普段さほど信心深い人でなくても
思わず神仏に手を合わせたくなる気持ち
よ~く分かりますっ!







願う、って

大切なことだと思う。

念じるだけで
思いが叶うわけではないけれど

「こうなりたい」って具体的な姿をイメージすることが
実現への近道だと思うし・・・

少しでも
思い描く「なりたい」自分の未来像に
近づけるように努力する・・・

「願う」ってことは
自分が進むべき道や理想の姿を自覚してこそ
願い事として
心に思い描けるんじゃないのかなぁ。

自ら努めること無くして
その願望は成しえないと思うのよ。

「祈願する」っていうけれど
私の場合

祈りつつ、願いつつ
心の中で
「今年こそはやったるで~!!!(何を?!)」と雄叫び(うぉ~!!)
目標へ向けて歩み出す自分自身への

決起宣言!!になっている気がするなぁ。。。

願う時点から

アクションは始まっているんだ、きっと。

もう2011年が
動き始めている。

私も卯年らしく
フットワーク軽く
自在に動き回れる1年にしたいものだわ~ん。

どうぞ
今年も皆様にとって
年頭のご祈願が
自らの手で叶う年となりますように!!

今年も
どうぞ宜しくお願いしますッ!!!