2010年6月20日日曜日

沖縄紀行 その3




その土地土地に合った建物・生活空間がある。

沖縄は

御存知のように
高温多湿。
それに
真夏の陽射しの強さは半端じゃない。







台風シーズンになると

暴風豪雨から住空間を守らなければならないし・・・


環境としては
かなりハードな条件よね。


そのような気候環境に適した
先人の知恵が詰まった沖縄の家々を
散策・探訪してきましたぁ~
様々な特徴はありますが、
やはり一番目を引くのは
この赤瓦屋根。





外壁・・・といったらいいのかな?
道沿いにそびえる壁に門も
この赤い瓦。






母屋の屋根の上には
おきまりのシーサーがちょこんと鎮座。







この赤瓦。
もともとは朝鮮から黒い瓦が伝わったのが始まり、、、とか。
赤い瓦が多く使われるようになったのは
17C後半から。





時代や場所(本島か八重山諸島か・・・)
また住人の身分によって
屋根は瓦ではなく

藁ぶきである場合もあったらしい。





住居の周りには
台風から建物を守るため
南国ならではの丈夫で背の高い木々、
熱帯地方特有の植物が生息。

ここにも、
自然と共存する中で生み出されたアイデアが

生かされているんだね。




「お邪魔しま~す!」って
いくつかの住居に侵入?!拝見~
お宅探訪ですぅ~

ほ~
こんな風になってるのかぁ・・・








実際に家の内部に入ると

グッと一気に気温が下がって
建材や家の建ち方、その向き、方向で
こんなに外気との温度が違うのかぁ~!
と先人たちの知恵に

今 身をもって体験してるだけに、即・感動♡
すんごいなぁ・・・

天然素材って
こんなにも、通気性いいんだぁ~

風が抜けて(建てる方向もあるけれど)
ほんと、涼しい♡

床の下に空間を作ることで

家全体に空気が流れるようになってるのね~
間取りも風が通るように工夫されてるし・・・


生活しながらの知恵なんだねぇ。
沖縄のこの気候、この環境の中では、
これがベストの住居なわけよ。




そして
どうぞ!
究極の風通しの良い住まいを見よ~!!
高床もいいとこ。

こんなに上にあるんですよ~

思わず
ハックル・ベリーか
はたまた

トム・ソーヤの家かしら???
とサバイバル魂が刺激された村田でしたぁ。

これって
結構 昇り降り大変。
当時 年輩の方は大丈夫だったのかしら。








あ~沖縄の皆さんは

ご長寿だし、健脚な方多し!ですよね。
日常から鍛えられてるんだなぁ・・・すごっ。
日々サバイバルだぁ~!!!

沖縄の人のパワーの源を
住空間からも納得させられたよ。

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