この夏は・・・
いや、この夏も!
疾風の如く 過ぎてしまった感が。
あーん
何か 夏らしいこと、したかなぁ・・・
と、思わず遠い目になりそうだけど
8月 一番暑い時期に
稽古を重ね、迎えたコンサート。
一人の女性にスポットを当て
彼女の人生を
音楽・語り・映像で浮彫にする
という趣向。
2012年
東日本大震災復興支援の
コンサートをきっかけにスタート。
このスタイルでの開催は
一昨年のエディット・ピアフ
昨年のオードリー・ヘップバーン
に続く3回目。
今回のヒロインは
今年生誕100年を迎える
スウェーデン人女優
イングリッド・バーグマン。
多分彼女の出演作品の中で
皆さんが まず最初に
思い浮かぶのは
カサブランカじゃないかなぁ。
リハーサルでシュミレーション中 |
As time goes by
は有名だけど
その他は
ミュージカル映画に出ているワケでもないし
曲探しが大変だった。
でも
彼女の知られざる生き様を
紐解いて紐解いて・・・
脚本家が苦労し書き上げ
戦後70年に相応しい
メッセージ性のある
厚みのある良い台本に仕上がりました。
休憩のない80分の舞台。
これって
なかなか集中力のいることですのよ~
お~ほっほっほ!
出演者も
だけど
お客様もね。
ひとまず 集中! |
良い緊張感が
持続できれば〇。
だってー
もう、幕が開いちゃったら
前に進むしか ないからね。
本番の様子を
ざざざーっと
ご紹介。
バーグマンが生まれた1915年に作られた「ゴンドラの歌」からスタート |
バーグマン関連の曲を
プログラミングするのに
一苦労。
そんな中
解説のナレーションのトーンに合わせて
ショパンなど
お耳馴染みの曲も織り交ぜて。
大橋葉月ちゃん しっとり弾いてます♡ |
バーグマンを見出した名プロデューサー セルズニックに扮する竹村淳くん |
ピアニストの中澤美紀ちゃんも小芝居してます♡ |
バーグマンの出演作品の中から
「ジキル博士とハイド氏」
その後
ミュージカルになった
フランク・ワイルドホーン作のナンバーから。
ジキル博士が歌う「時は来た」えぇ曲や~♫ |
ジキル博士の婚約者 エマの「あれは夢」 バーグマンが演じた役ね |
ちなみに
映画での 役名は
アイビー
今度は ハイド氏の相手役 ルーシー「あたしは誰」♪個人的に役としては こっちの方がスキ♡ |
ジキルからハイドへ 変身~ |
ジキルとハイドが対決してまーす! |
単純な2役じゃなくて
一人の人間の中に潜む
善と悪を歌い演じ分けるって
難しくもあり
やり甲斐もある・・・よね?
淳くん!
熱演です。
で!
ミュージカルのコーナー?!
が終わり
皆さんの記憶に一番残っている作品
「カサブランカ」から
時の過ぎゆくままに。
こういう曲って 難しい。軽やかに小粋に歌いたいのに・・・ぶつぶつ。。。 |
それでも
果敢に挑む われら。
なんとか それらしく なってないか? |
「ガス灯」 グノーの楽譜が重要な意味を持つ |
そして
戦後70年にちなんで
平和を祈る意味合いも込めて
アヴェ・マリア♫
「聖メリーの鐘」 ビング・クロスビーが歌って当時ヒットした曲 |
間でナレーションを挟んで進行 |
ユル・ブリンナーと共演 2度目のアカデミー賞主演女優賞を受賞した「追想」から アナスタシア |
「さよならをもう一度」 ブラームスはお好き♡By美紀ちゃん |
またまた出ましたぁ~ミスター セルズニック |
葉月ちゃんの世界 「オリエント急行殺人事件」 |
コンサートのトリは美紀ちゃん 「秋のソナタ」「別離」にちなんで ショパンのワルツ「別れ」 |
少女時代
オペラ歌手を目指していた
バーグマン。
演じた役も
ピアニスト役が多く
吹き替えなし
彼女自身の演奏場面もあったとか。
生い立ちや
バックボーンを
知れば知るほど
彼女の多彩な魅力に
惹きこまれる。
自分に正直に しなやかに 逞しく生きたバーグマン |
出演者 勢揃い |
最後は
会場の皆さんとご一緒に
1948年の作品「凱旋門」にちなみ
凱旋門から2Kに亘って
延びる通りのことを歌った
そのもの ズバリ!
オーシャンゼリゼ♫
終演後のロビーでは 東日本大震災復興支援の募金へご協力を頂きました |
感想を 直接うかがえる 嬉しい瞬間 |
有難うございました! |
お陰さまで
無事終演を迎え
募金は
68,350円のご協力を頂き
カトリック雪ノ下教会に
お届けしました。
感謝申し上げます。
このコンサートは
テーマを決め
演奏するだけではない
様々な試みを取り入れた
ユニークなスタイル。
そこに拘って
毎年継続して行うことに
意味があると思うの。
来年は
一体
誰にスポットが当たるのかしらん?
人の人生
生き方から
感じ学ぶこと
そして
自分が生きる上で
ヒントを貰うことって
あると思う。
まだまだ
魅力的な先人がいるはず!
To be continued♪
次回もお楽しみに~♪ |
Photo:H.Jyo/K.Oguri
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