2015年6月24日水曜日

オマージュを花束に

大ホールはチューブだってぇー!

2年って
単純に計算して
365日×2 だけど
これが あっという間に
やってくる。



 



前回のリサイタルが
2013年6月9日だったから
ホント、丸2年といってイイ。
(今年は6/7開催)


8回目を迎えるリサイタル。
毎回、その時々(時代)を切り取り
テーマを決めてお送りしている。
 「オマージュを花束に」・・・
今回 私が決めたテーマだ。

山田耕筰作品から この道 待ちぼうけ

からたちの花 あわて床屋 赤とんぼ


山田耕筰、という名前は
どこかで耳にしたことがおありだろう。

日本の近代音楽の父
と言っても良い人物。
今年は彼の没後50年。





ピアニスト 中澤 美紀さん


そして
私が表現者として敬愛してやまない歌い手
エディット・ピアフの生誕100年。

ダブルの節目の年(笑)


この2人にスポットを当て
会場である神奈川県民ホール小ホールに設置される
パイプオルガンの多彩な音色をふんだんに使い
オマージュ=賞賛・敬意
の思いを込めて組み立てた第1部。

アヴェ・マリア(グノー/シューベルト/マスカー二)

ピエ・イエス(ヘンデル/フォーレ/A・L・ウェバー)


パイプオルガン 早川 幸子さん



そして
ズバリ!上記の2人の代表作を取り上げた第2部。
こちらは
ピアノ、アコーディオンとの共演で。

2部では アコーディオン奏者として登場 早川さん


ピアフの代表曲 アコーディオン弾き パダンパダン 3つの鐘 私の神様 水に流して



間に話を挟みながら
出来るだけ
お客様に分かりやすく
興味を持って聴いて頂けるように努めた。






いつもながら
開演してしまうと
この2年間に凝縮された濃密な時間が
それこそ、嵐のように一瞬で過ぎ去ってしまう。

この日まで自分が準備したこと
やってきたことしか
舞台の上では 表現出来ない。

それ以上のことをしようと思っちゃいけないの。
欲を出しちゃ ダメね。
(これ、経験上の悟り) 




この瞬間だからこその何かを
伝えることが出来た実感
達成感があったとしたら
それは ひとえに
客席から頂いたエネルギーのお陰。
ありがたい、の一言です。 
眼には見えないけれど
この力は ある!
(これも 経験上の悟り) 




2年はあっという間。
この時を共有し
一緒に音楽を奏でてくれた共演者の2人

早川幸子さん 中澤美紀さんと 

そして
コンサートを滞りなく開催するため
支えてくれたスタッフのみんなにも
心から 感謝の言葉を伝えたい。
お疲れさま& ありがとー



きっと
また すぐに 2年は巡ってくるんだろうなぁ。

ほんと
すぐだからね(汗)
(これまた 経験上の悟り)


Photo:Hiroshi Jo

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