2012年2月26日日曜日

Concert au Salon d'espoir vol.22


春近しっ!と言いたい所なのに
一向に暖かくなる気配なし・・・
今日も寒いよぉ~

でも凹んでなんていられない!

今年初の我が家でのサロンコンサー
ト。
もう7年目を迎えるんだなぁ・・・

22回目、今回のサブタイトルは
「Preghiera~春への祈り~」。


東日本大震災から間もなく1年。
命が芽吹く春を前に

鎮魂と再生への希望をテーマに
プログラミング。




今日は私と

ピアニストで演奏パートナーの
中澤 美紀ちゃんがフル出演♪

タイトル通り

祈る思いで歌いました。

この寒さの中
有難いことに会場は満席。
室内はかなりの人口密度・・・

寒いので
勿論ガンガンに暖房を入れる・・・と

空気が乾燥してくる・・・
この時期は
気温や湿度との戦いなのだ。



歌って、話してを繰り返し

喉の乾燥は尋常じゃない!
う~ん
でも物は考えよう
こうやって
鍛えられていくんだなぁ~な~んて。

ヴォカリーズで歌う
バッハのG線上のアリアから始まり

同じくバッハの
カンタータ147番からコラール
「主よ、人の望みの喜びよ」。
フォーレ、ラヴェルのヴォカリーズ
今年生誕150年を迎えるドビュッシーの歌曲、、、と
前半はフランスの作曲家の作品を中心に演奏。
後半に移る前に
年はじめのサロン恒例

干支にまつわる絵画の話。
このコーナーは

絵が本業の母が担当。

後半は
まず子守唄をメドレーで。
古今東西数多ある子守唄の中から
タウベルト、シューベルト、モーツァルト、ブラームスをチョイス!
編曲は斎藤友子さん。
いつもながらお見事ですぅ~

子守唄なのにまったりし過ぎてなくて
相変わらず小粋でNiceでございますぅ。
これ1回きりじゃ勿体ない!

また何処かで演奏しよ~っと。

そしてプログラムラストは
Ave Mariaを聴き比べて頂く趣向。

様々な作曲家が創作してますが!
その中から今回は
トスティ、バッティスティーニ、ピアソラに挑みます。
かなりマニアックでしょ?

特にピアソラは
ミルバが歌う姿を見て

いつか絶対歌いたいっ!と
思っていた曲。
この機会にお披露目出来て本望。


「祈り」を込めて・・・
と言ったけれど
感情的に思い入れたっぷりに歌うのではなくて
曲に真摯に向き合って

無心で歌うってニュアンスに近いような・・・

お客様は
どのようにお感じになったのかなぁ。


サロンのいい所は
舞台と客席の隔たりが
ほとんどないこと。


そして終演後のTea Timeでは
演奏の余韻冷めやらぬ間に
印象が薄まらないホットな感想を
お客様から直にうかがえること。

これまた
鍛えられます!

喉も鍛えられ

精神も鍛えられ?!

サロン恐るべし!修行の場!!

今年もこのホームグラウンドで
様々な筋トレ?!

させて頂きますっ!! (Photo:M.Saito)

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