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連日
バンクーバー冬季五輪の報道で
巷は熱いですねぇ~
(ご多聞にもれず、私もですが・・・)
ブラウン管を通してだけど
観戦する側も 毎日忙しいですね。
そろそろ終盤。
女子のフィギュアへの関心は
尋常じゃな~い!
熱い! 熱すぎる~!!!
アスリートの人たちの
自分に対して厳しく
ストイックな姿を見るにつけ
頭が下がる思いです。
そして
大変!恐縮(すみませ~ん)だけど
その姿・・・
多少、音楽に携わる者と
ダブる、ところもあるんだよね。
一つ一つの課題をクリアしていく過程は
どのジャンルにも共通する ある意味過酷な道のりだと思う。
それぞれの課題の大きさは別にしても
何かを克服していくことは
とてもエネルギーがいるし
忍耐力・根気や
最後まで諦めずに
自分を信じる力が必要だと思うの。
技・技術を習得して
それに甘んじることなく自分を磨いて
常にどんな状況においても
ある水準の力を出せる・・・「結果を出せる」
・・・それが本物であり プロですものね。
でも
その為に辿る道のりは
時に過酷であり
時に孤独であり
自分自身との対話であると共に
戦いでもあるのだと
選手たちを見ていて
つくづく思うなぁ。。。
自分っていう対戦相手が
一番手ごわいのよね~
時に距離を置きたくなっても
いっつも 隣にいる。
逃げ出したくても
ぴったりと横にいて ついてくるし。
一生顔を突き合わせてなきゃいけない相手でしょ~?
ほんとッ!
厄介な対戦相手だなぁ。
だからこそ
ここで
あらためて言っておこう。
「どうぞ 私
お手柔らかにねっ。へっ!?」
「ケンミンショー」。
我が家で 良く見るテレビ番組のひとつ。
ご覧になってる方も
多くいらっしゃるのでは?
日本って狭いようで
結構広いんだなぁ~
って純粋に思える番組。
(地域によってこんなにも
多種多様なの?!っていう意味でよ~)
毎回
単純に驚き
その後、ほのぼのとして
ついフフって笑ってしまうの。
所変われば・・・の
日常の県民のひとこまを
テンポ良く紹介する中で
それぞれの県民性の違いを
クローズアップする楽しい番組。
確か以前
紹介されてたっけ。
栃木の方々の大好きな飲み物。
その名も
ズバリ!!
「関東・栃木 レモン」。
そのまんまじゃない!!
ねぇ、もうちょっと
ひねってよねッ!!
と、思わず突っ込みたくなる
「逃げも隠れもいたしませんッ
なんか文句ある~?!
私が 関東・栃木 レモンです」
的 何とも堂々としたそのネーミング。
珍しい、と思ったんでしょう・・・
宇都宮に立ち寄った妹からのお土産。
ほ~
これが
あの噂の
栃木県民 大好物の飲み物かぁ~
ど~も~
初めまして~
このパッケージが
レトロで
なかなか かわいいじゃ~ないの。
なぬなぬ・・・・
乳飲料ね。
へ?!
レモンでしょ?
フルーツよね・・・
果汁は?か~じゅ~!!!
・・・・0%・・・ですか・・・
レモン、と名乗って
肝心なレモンはいづこ???
謎を残したまま
いざ試飲。
なんと言ったらいいんでしょう。
マズくはない。
そりゃ~そ~だ。
栃木県民の郷愁の味ですもん。
県民に愛されてる
DNAに深く刻みこまれた味なんだもの。
マズい筈がない。
味ねぇ・・・
ほのかに甘い飲み物ですの、一言。
やさしい味・・・と言ったら
抽象的よねぇ・・・
主張のない味。
とらえ所のない味。
記憶に残らない味。
・・・こう書くと
褒めてないよね・・・
いえいえ、そうじゃなく。
逆に
癖のない味。
ひつこくない味。
後味がさっぱりした味。
う~ん、こう書けば
飲みたくなるでしょ??
乳飲料、というだけあって
少しヤクルトにも似てるかも。
そこまでトロッとはしてないけど
近い、かなり近い。
そして
私が問題視?!している
肝心のレモン。
その正体は・・・
みっけた!
このか~お~り~♡
かすかに香る
その甘酸っぱい柑橘系の香料。
なぜか ドリンクなのに
お菓子のレモンパイ・・・を彷彿させるのよね~この香り・・・
う~ん
これが
「関東・栃木 レモン」の
レモン、たる所以なのでしょう・・・か?!
嗅覚が味覚に勝る
稀有な飲み物。
それが「関東・栃木 レモン」かな。
フランスの作曲家プーランク。
20世紀を代表する作曲家の一人。
私、彼の作品には
妙に縁があるんだなぁ。
昨年リリースした初のCDが
プーランクの歌曲集「画家の仕事」。
そして
オペラ研究所の修了公演で演じた役が
プーランクのオペラ「カルメル会修道女の対話」の主人公
ブランシュ・ド・ラ・フォルス。
日本では彼の作品が演奏される機会が少ないのが残念。
確かに
旋律は音の数は少ないにも関わらず
単純ではないし
和声の面から見ても
難解なところもあるけれどでも、私が感じるには
ひじょうに知的だし
感情に流されない理性的な所もありそれでいて
時に 何とも満ち足りた
ジワッと涙が出るくらいの天国的で天上に誘われるような響き・・・があるわけ。
これは計算では生み出せないね。
天性のセンス、感性の成せる技。
この両者のヴァランスが絶妙だと思ってる。
日本ではなかなか演奏される機会がない・・・
と言いましたがッ今日は珍しくもあり
はたまた
個人的には
ひじょ~に懐かしくもある
彼のオペラを観に
上野・東京文化会館へ行ってきたので~す♪
ズバリ!演目は
「カルメル会修道女の対話」。そう
10数年前修了公演で上演したオペラね。
ついつい懐かしくて
昔の写真、持ち出しちゃったよ~→
(今より 太ってるな・・・)
ストーリーは
フランス革命時の実話をもとにした
テーマの重いシリアスな内容ではある。でも神の存在や信仰心、
死生観、人間の弱さなど・・・
考えさせられるテーマだし
心に響くメッセージが満載で
一気に全3幕を観賞。
一人ひとり個々の印象的なアリアがある、
というよりは
修道女たちの群像劇としての色合いが濃く
重唱や「Salve regina」「Ave Maria」「Ave Verum」
などの宗教曲の合唱の美しさが際立つ。
ホントそのう~つ~く~し~さ~!!!
ったら
鳥肌もの。
20代の研究生時代を思い出し
蘇る記憶・・・
今 目の前で繰り広げられている舞台と
自分がかつて演じた時の様々な想い出が交錯し
グっと胸に込み上げてくる不思議な感動がある。
普段のオペラ鑑賞とは一味違う
作品の中に自分が存在するひとときだった。