訪問した中学校のそばの村。
村人達に出迎えられ
高床式の家の前に行くと
その家の敷地内に
立派な井戸が!
井戸のそばに近寄ると
ポンプも取り付けられ
すぐにでも使える状態で
きちんと足場も整えられている。
ほ~お見事っ!
美術館の落成式への出席と
中学校訪問のほか
もう一つ大切な目的が~
それが
シュムリアップの村々に
井戸を作ること。
20機の井戸を作り
人々が日常生活で
使用出来るように
完成させ
贈ること。
通常は5mの深さまでしか掘らない所を
地質の状態を確認し
水の衛生面もチェックして
安全性の高い深さの25mまで深く掘られた井戸。
カンボジアは
メコン河へと通じる地下の水脈があり
何処を掘っても
水が出るそう。
水自体は
豊かな国なんだ。
でも
井戸を掘るには
資金が必要。
自分達の生活で一杯一杯の人々にとり
井戸を作ることは
容易いことではない。
子供達は
歩いて
遠くの井戸や川まで
水を汲みに行っているそう。
その負担を少しでもなくそう
そして
みんなが
安心して使える井戸を作ろう、、、
というのが私達の思い。
井戸を掘るNGOの話は
良く耳にするけれど
井戸の深さが浅かったり
作ってすぐはイイけれど
何年かすると
井戸が劣化して
衛生面で問題が生じることがあり
その後のメンテナンスまでは
手が回らないことが多いそうだ。
その様な贈りっぱなし、作りっぱなし
ということが無いように
最初から井戸の深さをしっかり確保して
今後も安全面のサポートは
しっかりしていくとか。
それなら安心だ♡
その喜びがひしひしと伝わってくる。
ホテルの水も飲まないで下さい!
と言われ
日本から2リットル入りペットボトルの
ミネラルウォーターを
母共々
2本づつ計8リットルも持参した私達。
衛生面で不安が多いだろうことは
想像が付く。
これで
必要な水を
家のすぐそばで汲み
安全に使用する事が出来るわけだね。
良かった良かった・・・
ひとつひとつの井戸には
贈呈した人の名前が付けられた。
ちなみに
我が家では
母を中心に贈った井戸に
母以外に
父、祖母、妹、義弟、私、と
6名の名前が付いたの~
と~っても長~い名前の
井戸。
その井戸の後ろには
ちゃんと、
誰が贈呈した井戸かって
看板が立てられている。
ちょっと こそばゆいなぁ。
どうぞ
村の皆さん!
言いにくかろうが
長かろうが
ぜひぜひ
覚えて下さいねっ!
我らファミリーの名前が付いた井戸を
末永くかわいがって下さい♪
どうぞ、よろしく~
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