2009年7月29日水曜日

交際交流


京都市立美術館で開催されている「8.15国際平和美術展」へ洋画家である母が出展している関係で、
29日~31日まで両親と共に京都を訪れた。


今年の夏はリサイタルを控えているので、まとまった夏休みはこの時だけ・・・とばかり、2泊3日の旅を満喫した。

何回かに分けて その旅の様子をお伝えしたい♪

この国際展はそのタイトル通り、国際平和のため、毎回テーマを決めて開催されている。

今回はカンボジアのプノンペンに美術館を建設する、という目的のもと、展覧会が開かれた。
プノンペンには美術大学があるにも関わらず、そこの学生たちが作品を発表するスペースがない。
それどころか、カンボジアのプロのアーティストたちの作品を展示する美術館がないのだ。

そこで 日本の有志の美術家たちが、資金面を含め、
カンボジア政府へ美術館建設を 申し出
建物を寄贈することになった。

京都の会場には、既に6月から現地プノンペンで建設が始まっている美術館の完成予定模型や工事の様子を解説したパネルなどが展示されていた。

美術館は美術大学に併設されるとのこと。


また、建物のデザインも周りの環境に溶け込み、自然との調和にも配慮され、モダンながら違和感なく気持ち良く利用出来そう♪

現地での期待はかなり大きいようだし、11月の完成が待ち遠しいな。


京都の会場には、
邦人作家の作品と共に、
カンボジアの古典芸能の紹介や美術作品も展示され
日本ーカンボジアの文化交流の場ともなっていた。

カンボジアの有名な 影絵を用いるお芝居の人形たちも並べられ、実際に私たちも人形を動かして
その影絵を体験できる。

カンボジア、、、というと、ポル・ポトの時代の内戦の悲惨な様子や、地雷がまだ多く地中に埋まっている、、、など
私の中では陰のイメージが強いが、

これを機会に
同じアジアの国として、今まで知らなかったプラスの部分にも もっと関心を持ちたいなぁ、と思った。

今回の京都旅行は、異文化へのアプローチ?!からスタートしたのだ。

2 件のコメント:

  1. Mr.S です。
    暑い京都でのイベント参加、御苦労さまでした。
    今時期の京都、、、 鴨川の桟敷で鱧&冷酒、『ゴクン』
    なんて。それどころじゃ無かったですよね!
    ブログ写真の最後 影絵の演劇ですかね 昨年と今年
    仕事でベトナムに行った際見ました。うす暗い演劇小屋で
    生演奏で、、 幻想的でしたね。
    このところ 集中豪雨だったり先ほどは地震だったり、、
    30日まであっという間かな、健康に留意して頑張って
    下さい。

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  2. Mr.S リハお疲れ様でした~
    京都から帰って、ブログ更新もままならず、
    バタバタと夏、し残したことをかたづけてますぅ。。。
    夏の京都は暑い、けど!そこがまたいい。
    ビールもワインも喉越しキュッ!
    今回は日本酒は巡り合えませんでしたぁ~残念!
    お勧めの美酒あったら、教えて下さい。

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