2009年6月28日日曜日

ヴィオラ・ダ・ガンバに魅せられて

家がご近所で、音大の大大大♡先輩、そしてご自身リコーダーやオルガンも演奏されるTさんのお宅でAfternoon Concertが開かれた。

出演は次回10月4日 我が家でのサロンコンサートでも演奏して下さる なかやま はるみちゃん。

彼女は古楽器のヴィオラ・ダ・ガンバの奏者。
私も何回か古楽の演奏会でご一緒している。
音楽に対してとても誠実で、尚且つ演奏に対して妥協をしない、熱いものを内に秘めた人、というのが私の彼女へのイメージ。


今回のプログラムは初ソロのコンサート、ということで、かなり盛り沢山で練られた内容だった。
スペインから始まり、イタリア、イギリス、アイルランド、フランス、ドイツ、、、とヨーロッパ各国を巡るような選曲。
ヴィオラ・ダ・ガンバの魅力を余すところなく味わうことが出来るプログラミングだ。


私が特に印象に残った曲は、フランス人のマレが作曲した「La Guitare」 そしてドイツ人 アーベルによる「Prelude~allegro」(この曲は本当は題名がないみたい)。
バッハの無伴奏チェロ組曲 ガヴォットも素敵だった♪

はるみちゃんのお話を挟みながらの1時間30分。
ヴィオラ・ダ・ガンバという楽器の色々な表情を間じかで体感させて頂いた感じ。
ギターのようだったり、リュートのようだったり 時には打楽器のようにBodyを叩いて 私たちをアッと驚かせてくれたり・・・
ガンバの多彩さと それを曲毎に様々なテクニックで表現する彼女の演奏の幅の広さに ひたすら感心して聞き入った私。

ガンバより小さいトレブル(一見ヴァイオリンに見えるの)の演奏も聞けて、とても面白かった。


コンサート後、実際に楽器に触らせてもらっちゃった♪

音が出て、妙に感動~


楽器が直接触れる自分の足を通して、体に音が響く感じが何とも新鮮♡
自分自身が楽器の声楽では、こういう体験は出来ないもの。

未体験ゾーンに入って、思わずはしゃぐ私たち。

おとなりにいるのは、今日知り合ったばかりのPinchoさん。
彼女もアイリッシュ・ハープをしていらっしゃるそう。(今度聞かせてね)



こうやって、音楽を通していろんな人と出会えて、表現者として共通語でおしゃべりが出来、お互いに共感ができる。
なんて幸せなんだろ~!


さぁーて・・・と
はるみちゃんとの秋のサロン。
一緒に演奏する曲、はやく決めなくっちゃ!

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