2017年6月5日月曜日

リサイタル追想

嵐のようなGWから
既にひと月。




Flying ~飛翔~
思いを乗せて空(くう)に舞う、羽ばたく
その象徴としての鳥の姿をテーマに
プログラミングした9回目のリサイタル。
 《2017年5/6(土)神奈川県民ホール 小ホール》



お陰様で
ご来場の皆様の温かな拍手、ご声援と

見事な集中力
そして
共演者、スタッフの支えのもと
無事終演出来、ひとすら感謝。

終ってから
じわじわ、っと
日に日に、と言った方がいいか

湧き上がる思い。
ひたすら、ありがとう
この一語に尽きる。



笙で登場 会場が一気に浄化された




空想の鳥 鳳凰を模した楽器 笙 の解説
オルガニストの早川幸子さん 多彩ながら こちらがご専門
ピアニストの中澤美紀さん シャンソンやタンゴでも共演
ソロを華麗に バラキエフのひばり



いつもアンケートへの回答を
お願いしているけれど
その回収率の高さが密かな自慢(笑)
みなさん、率直に

そして
次回に繋がる貴重なご意見を書いてくださる。
これまで皆さんから頂いたコメントの数々は
私の芸の肥やし?!となっている、ハズ。









客観的な目線からの指摘は貴重。
ただ安穏としているだけでは
冒険も、挑戦も、飛躍もないと
自分に言い聞かせているフシもあるけれど

前へ進むエネルギーになっていることは事実。
リクエストも含め
期待してくださっている事が伝わってきて
ひじょうに嬉しいし励みになる。








 
隔年で行っているので
単純に数えて18年目になるワケだが
スタートした当初の2年と
ここ最近の2年とでは

時の経過、スピードが違う。
超高速になった、というのが

自身の印象。

 
ステージでのフリートークでも
同じような話をしたけれど
客席の皆さんが大きく頷いていらしたので
共感してくださった方が多くいらしたのだと思う。



みんなに同じ時間が与えられているけれど
はたして自分はちゃんと「時」=

その日その日、一瞬一瞬と向き合えているのか
自問自答してしまう。


 







次回はいよいよ10回。
2019年かぁ。
きっと、すぐにやってくるんだろうな。
覚悟はしているけれど。





時間に追われるのは、まっぴら。
納得のいくテーマ、内容、構成、演奏にするための準備は
もう、始まっている。



共演者のお二人への信頼は厚い




終わりは 次への始まり

 (Photo:N.K.)


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