2015年1月3日土曜日

2014年〆(なぜか2015年になって・・・)

(2014年を振り返るの巻 その3)

毎年12月には
いくつかコンサートがあるけれど
12/27開催って
かなりの年末感が。。。

公益財団法人
鎌倉風致保存会の創立50周年記念コンサート。

タイトルは硬いですよねー
長いし・・・

で~も~
内容はかなり弾けてましたッ!

第1部は
風致保存会の活動と関わりが深い
イギリスに ちなんだ音楽を。

讃美歌「あめにはさかえ」
メサイヤからSopの技巧的なアリア
「大いに喜べ シオンの娘よ」
でスタート!




イギリスのナショナルトラスト運動で
保護された景観を映像で紹介しながら




間あいだに
解説を加えて進行。






共演は
テノールの秋山 徹さん。




ビートルズのメドレー
メンデルスゾーン「結婚行進曲」は
アレンジの才能豊かな
ピアニスト 大橋 葉月ちゃん。




2部のコーヒーカンタータ
正味30分でも大活躍の
ピアニスト 中澤 美紀ちゃん。
ここでは エルガー「愛の挨拶」を。



お馴染アニーローリーは
秋山さんとのデュエットで。

名曲ですなぁ~





ロンドンデリーの歌や
グリーンスリーブスは 
お耳馴染みですよね~

ミュージカル「キャッツ」から
メモリーを演奏して
前半終了~

2部は
バッハの作品
コーヒーカンタータを芝居仕立てで
コメディー風に♪

コーヒー好きのわがまま娘と
頑固おやじとの壮絶バトル!?

そこに
娘の婿さがしまで
話は発展し・・・ 

これは演じる私も
他人事ではない!!
身につまされる・・・(涙)



ドタバタです。


 親父は怒るは・・・


娘はコーヒー飲みまくるは・・・



コーヒー店主も巻き込んで
もめる もめる・・・



そして
この顛末は・・・



お客さまには
喜んで頂けたようで♫
良かった 良かったぁー!! 

面白い仕掛けもあったし
これは また
再演したいなぁ~


今回いらっしゃれなかった方は
ぜひ!!そのとき~

これで
2014年〆の公演も無事終わり
打ち上げ&忘年会で
お疲れさまぁ~



新年(2015年)を迎えながら
昨年を振り返る その3まで
ややこし~

これにて 完。

いよいよ
5日からは仕事始めで
2015年始動!!

今年も 
自分の行くべき道を
良く咀嚼しながら
邁進して参ります!!

どうぞ宜しくお願い致します。 

(ステージ写真:城 宏氏 撮影) 

化ける

(注:2014年を振り返るの巻 その2)

実像と
いちば~ん遠いところにあるキャラへの挑戦。

格好よく言えば

↑のような表現になるけれど
現実は結構きびしぃ~

元・劇団四季の沢木順さん。
私の記憶の中では
四季の「ジーザスクライスト・スーパースター」
のシモン役を拝見したのが出会い。



かなり、かな~り前。
いや、昔って言葉の方が
しっくり来るよ~な。

舞台の大ヴェテランでいらっしゃり
サービス精神
エンターティナーとしての存在感・華
自ら与えられた場を心から楽しむ姿勢に
学ぶこと多し。

今回縁あって
沢木さんのクリスマスディナーコンサートに
出演させて頂くことに。
(しつこい様ですが 2014年を振り返っております)




オーシャンヴューでご機嫌な会場

恐れ多いんですのよ~ほんと。
でも
ご一緒させて頂けることを
感謝しつつ
私も楽しむつもりで~


で! ここで
「オペラ座の怪人のクリスティーヌをお願いしたい」っていう
沢木さんからのリクエスト・・・
こわ~~~~い!!!
怖すぎるッ!!!!!

 真逆でーす!キャラが。。。
 かぶるとこ 皆無。。。

手繰り寄せたくても
ナイのだよ、うっすらとでも
クリスティーヌと重なる部分が。

・・・・でも、やるしか、ない。

はい
分かりましたッ!!(投げやり)

合わせの時から
「うすうすは感じてたけど
やっぱり 男っぽいよね?
望さんは・・・」 



良く お分かりで。
ズボン役(男役)の方が
シックリきますから。

「僕はそういうヒト好きだけど、ね
でも、ね、
今回クリスティーヌを演じるにあたってのテーマは
カマトトでお願いしますね」

!!!!!

厳しいですぅー
正直。
厳しかったですぅー
ほんと。
加藤 知志くん

でも いざ
お客さまを前にすると
開き直れるもの。
これは我ながら 感心する。
その開き直り加減たるや・・・

共演のラウル役 加藤くんのお陰もあり
愛のデュエットは
何とか 乗り切りました・・・



怪人 沢木さんとの共演も
思いっきり胸をお借りして
成りきりぃー 


 













 (撮影:城宏氏)




今年も
こーやって
ふてぶてしく 演じていくのかね。


何事もイマジネーション。
益々 妄想の世界が広がっちゃう。

お~怖い怖い・・・

Concert au Salon d'espoir vol.33

2015年が明け
早や本日 三が日を
迎えるに至る・・・

今年も時の経過速度
更に加速する予感・・・
怖いですねぇ~

だからこそ
一瞬一瞬
その時々を
大切に過ごしていかねば!
年頭に思う・・・

昨年の秋以降は
特に超高速時間で日々がすっ飛んで行き。。。

2014年中にここにUPしたかったあのネタこのネタ。。。
もぉ~Blog更新するタイミング失したよー 
とボヤいておりました、が!!
ここに来て
運よく?!新年ちょっと風邪っぴき。
 

当初の予定をぜーんぶキャンセルしての在宅正月。
おー、チャンスじゃないかぁ~
これ幸い  どどーーん!!
まとめて書いてやるぅ~

お付き合い頂ける方ー
連載ですからぁー
心してお願いします(前置き)


(注:2014年を振り返るの巻 その1)
 
遡ること・・・2か月前。
11/9 秋のサロンコンサートの巻。










毎回付けるサロンのサブタイトル 
今回は Velvet Time。
これね
私の個人的なイメージで付けましたぁー



今回のゲストはチェリスト 高城 晶一(たかじょう しょういち)さん。
チェロの音って なめらかで、ちょっと光沢があって 程よい重厚感が。
そんな勝手なイメージです。。。あくまでも、イメージね。



彼との出会いは
奥様の山口 真未さんを語らずして
あり得ず・・・




真未さんは春のサロンにご出演頂いて
その可憐な姿からは想像も付かない
実は度胸のある、肝の据わった豪気なヒトと判明。
(勝手に私が判明させました~)

本番に強く その豪快な笑い方に
思わず「頼もしいぃー」と唸ってしまう人物。

フルートとのコラボレーションでご出演頂いた春。
秋には、ぜひご主人と!
私のだーい好きな楽器 チェロ奏者である高城さんと
出て頂きたいと、お願いした所
快くお引き受け頂いてご出演が実現。


高城さんは
とーっても物静かで 温かみがあって
包み込むような大らかさのある方。
音合わせでお会いした時
「このご夫妻 いいバランスだわ~」って
感心した わたくしぃー 




当日はお天気も穏やかで
夕方までは空模様が崩れることもなさそう。
いつもながら
お天気で心配をしたことは ないなぁー
(テレビ番組「マツコの怒り新党」で
晴れ女って 自ら言うと嫌われるって・・・
えー!?ほんと~?)


さて
演奏曲目は
とってもバラエティーに富んだ選曲をしてくださって
チェロという楽器の様々な音色や奏法の魅力を
お客様に 味わって頂ける練られたプログラム。



プログラミングにも
高城さん真未さんご夫妻の
楽器の特性、可能性を皆さんに伝えたいという
奏者として意欲的で且つ誠実な姿が垣間見られる内容。



皆さん良くご存知
サン=サーンスの「白鳥」からスタート。
最初の曲 大切です。 
(掴みはOK)



続いて真未さんのピアノソロで
ブラームス6つの小品 OP.118  第2番 間奏曲


高城さんのバッハの無伴奏チェロ組曲から
1番 プレリュード と 第6番 サラバンド

うーーーん
素敵♡
それぞれお二人のソロ演奏が入ったのは
各自の力量も拝聴出来て
演出としても とても効果的だった。





ここでフランスものを3曲。      
フォーレ シチリアーノ         
フォーレ 夢のあとに
サティ  ジュ・トゥ・ヴ

夢のあとに と ジュ・トゥ・ヴ
は私も加わっての3人での演奏。
毎度のことながら
役得!!

呼吸を合わせるって
なーんて ときめく行為なんでしょうー♪ 
お互いの存在を息遣いで確認するって~
言葉を交わす以上に
親密でどこかエロティックな感じがするのは
わたしだけでしょーか???

間でトークもガンガン入れちゃう。
お二人の出会いや結婚に至るエピソードも
ベテラン芸能レポーター並に
容赦なく突っ込む私。。。
これも 役得!!

後半は
ドヴォルザーク 森の静けさ OP.68-5
これは 初めて聴いた曲。
実は真未さんが
春のサロンでいらした時
我が家の庭からこの曲をイメージされた、とか。

おー
なんとも 恐れ多いけど。
なかなか渋くて重みのある曲。
流石 「新世界」で有名なドヴォルザーク! 
チェロとピアノという
シンプルな組み合わせの小品にも関わらず
スケールの大きさ、深みを感じさせる曲想。
いい曲だわ。
 

そして華やかな
ショパン 序奏と華麗なるポロネーズ 作品3
で会場の熱気は最高潮に~♪

極め付けは

ピアソラの アヴェ・マリア
プログラム ラストは 
同じくピアソラのリベルタンゴで〆。




アヴェ・マリアは
実は私が
2013年のリサイタルで
パイプオルガンと演奏した曲。
思い入れのある1曲で
ついつい、歌詞が口を突いて出てきてしまった。

あ~素晴らしいぃ~♡
ピアソラは ホント血沸き 肉躍る♫サウンド。

拍手が鳴りやまず・・・・
アンコールは秋のサロンらしく
日本の情緒感たっぷりに
紅葉 を熱演。
やっぱり 落ち着きますよ。 
日本人だもの・・・・ね。


音楽には
色々な表現の場があるけれど
ここ 我が家のサロンの良さは
40名収容というコンパクトなスペースながら
母の仕事場である
天井の高いアトリエが会場の為
個人の家の空間としては
ひじょうに音響が良い、ということ。

毎回PA担当のMr.齋藤の協力を得て
ライブ録音した当日の様子は
後日地元の鎌倉FMで放送されるのよ~



実はこの放送を
密かに楽しみにしてくださっている
聴者の方がいると知って
(メールを頂いたり、
直にお声を掛けて頂いて・・・
近頃、嬉しいことに 
反響が多くて、ね)


サロンを企画運営していく
楽しさや喜び、だけでなく
その責任も ずっしり!感じてるワケー


有難いですよ、ほんとに。

今年2015年
サロンは10年目に突入。

時の流れは速い。
それでも
一瞬一瞬を積み重ね造り上げてきたモノは
何かしら意味ある存在となるんだね。


今後が楽しみなご夫妻デュオ!!

今年も
発信者として
自身の琴線感度を上げ
ご期待に少しでも応えられるよう
努めて参ります!!

本年もどうぞ
Blog共々
ごひいきに。


(Photo:M.S.)