いつも通り
午前中のクラスで
生徒にストレッチや呼吸法を
指導する。
普通の日常。
吸おうとしないで
吐くことに集中して!
教室に私の声が響く。
そう。
きちんと息を吐き切れば
次の瞬間
自然に身体が開いて
空気がスムースに入ってくる。
呼吸がうまく出来ない生徒には
「息を吐けば
次は新しい空気が
入るしかないのッ!
赤ちゃんは
誰にナニを教えられるでもなく
産まれてすぐに
上手に呼吸を始めるでしょ~?
じゃなきゃ
死んじゃうよー!
ごくごく
自然なことなんだから
吸おうとしないで!!
吐いて吐いて~」
そう
ごくごく自然なこと
なんだけど
吐き出すこと
これが
結構難しいらしいのよ。
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お昼近く
一人の生徒が
「あと3時間ですね」
あの日から3年。
今こうして生きて
呼吸をしている。
なんて幸せなことだろう。
こうやって
元気に・・・
時にはムシャクシャすることも
ウマくいかないこともあるし
自己嫌悪に陥ることもあるけれど
それでも 今日
人の体温を感じて
様々な思いや感情と向き合って
笑ったり泣いたり・・・
しっかり息をして
呼吸をして
生きている。
「こうやっていることが
ありがたいですねー」
生徒がしみじみ一言。
うんうん。
ごくごく普通の日常に
感謝しながら
与えられた命を
愛おしみながら
精一杯
生きよう。
あー
ガラにもなく
自分に語りかけてしまったぁ・・・
やっぱり今日は
特別な日。
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