2013年2月18日月曜日

Concert au Salon d'espoir vol.26

 
モーツァルトvsプーランク。
ズバリ!本日のプログラム。

なかなか集中力が必要な内容で
数日前から
ずーっと呪文のように
歌詞を一人ブツブツ 唱えてる。
はたから見たら
かなり怪しい人だよ。 

 

リハーサル中~♪
さて
午後からの本番を前に
午前中からピアニストの美紀ちゃんと
合わせなど最終チェック。 

曲の間での話もあるし・・・
この頃
お客様からの生突っ込みも多いので
心の準備?!もしなくっちゃ。
 
録音は毎度Mr.Sにお任せ♫
今日は歌いながら動きまっせ~
音のヴァランス宜しくお願いしま~す。

 





プログラム前半は
モーツァルトのモテット、リート(歌曲)、オペラアリアなど6曲を。
後半ではプーランクの歌曲を7曲。

間で
画像をバックに解説中!!
新年1回目サロン恒例の
干支にまつわる絵画の話。
このコーナーは
洋画家の母が担当。
今年は勿論巳年。
ヘビをモチーフにした絵画って
結構あることに新鮮な驚きが!!

これって
アダムとイブの
聖書を題材にした絵画が多いからかなぁ。
(ヘビはイブを誘惑して禁断の
の実を食べさせちゃうでしょ~)
あとは知恵の象徴として描かれたり
ギリシャ神話の中で登場したり。
お~出てくる出てくる。

 
 
演奏と画像。
1時間30分に凝縮された場
このSalonで
ひとつでも何か記憶や印象に残るものを
持ち帰って頂けたら嬉しい♡

 



自宅でやってることなのでぇ~
と恐縮!!しきりですが
「本来のサロンって
こういうアットホームな雰囲気の中で
文化や芸術の知識を
吸収することなんじゃないですか?」って
逆にお客様に指摘されて
そうですよねぇ~!!って
毎回背中を押されている感じ。

有難いやら こそばゆいやら・・・

次回は4月。
8年目を迎える今年も
私自身
貪欲に
未知なる知識を頂き咀嚼し
心と頭の栄養にしていこっと!!

ごっつぁんです!!
(photo:M.S.)

2013年2月6日水曜日

テイキング・サイド

あなたなら
どちらを選ぶ?

一体
君はどちらの味方なんだぁ~!!

 
まさに
このタイトル通り
観客一人一人が
問われているような芝居。

 
深刻な話がこの2人に掛かるとなぜか(笑)
 
舞台は
1933年からの
ナチ時代のドイツを回想する形で
敗戦後1945年までを描いている。 

・・・と
ここまで書けば
重い内容の芝居だってこと
想像付きますよね?

でも
あえて観に行こう!
と思ったわけは
そのテーマに惹かれたから。
 





ヴィルヘルム・フルトヴェングラーを
ご存知ですか?

カラヤン、バーンスタインと並び称される
音楽史にその名が輝く
名マエストロ。

そう
その彼を題材にした戯曲だもの!
行かないでどうする!?

今でも
彼の録音を聴くことが出来るけれど
オケの躍動感や一体感を感じるにつれ
これだけの音をまとめ上げられる人物は
一体どんななのかぁ~?と
興味が湧くのは
当然と言えば、、、当然でしょうか。

彼の独白
「 わたしの唯一の関心事は
音楽の最高水準を維持することだった。
これがわたしの使命だと思っている」

ナチ統治下の自国ドイツで
政治と芸術は切り離されるべきもの
と持論を展開。

ヒトラーに抵抗しながらも
最終的にはナチに利用されてしまう。
それでも亡命はせず
終戦まで自国に留まり
ナチではなく
ドイツ国民のために指揮を続けた人。 

戯曲のサブ・タイトルは
「ヒトラーに翻弄された指揮者が裁かれる日」。

2時間半ほどの舞台は
フルトヴェングラー、その人が
連合軍に裁かれる裁判劇として進行する。

結局ナチに加担したのでは?
という疑いを掛けられちゃうんだけどね・・・ 

終幕は
最後に守るべきものは何か?
と観客が問いかけられてジ・エンド!!

ここから先は
あんまり詳しくは書きませんがッ!
興味ある方はこちらを。
 http://www.gingeki.jp/special/takingside/


この芝居、
すご~く私自身の思いと
重なるものがあったんですよ~

震災の時に
お腹もふくれない
寒さが凌げる訳でもない、
音楽って
一体なんの役に立つんだろう・・・
と思いました。
私だけでなく
多くの音楽家たちが。

それと同じ思いを
フルトヴェングラーも
感じてるんですよね。

フルトヴェングラー役の
平幹二朗さんがおっしゃってます。
「人間の荒れ狂うもの
それを浄化するのが芸術だと信じたい」と。

人の心が一番すさんでいる時
悲しみや喪失感で気持ちが空虚な時
そっと寄り添える存在でありたいし
音楽・芸術には
見えない先をわずかでも照らす
希望の灯があると
信じたい、と思うから。 

願望が確信に変わったような思いもあるし
でもその一方で
人間の不確かさや弱さも同時に見え隠れするような
考えさせられるテーマだったなぁ。

 

同じ状況だったら
私はどうしただろう・・・

あなたならどうしまか? 


2013年2月1日金曜日

Recital Vol.7告知

 「村田望ヴォーカルリサイタルVol.7」
~時をつなぐ 安らぎの歌~

 6月9日14:00開演   
:神奈川県民ホール(小ホール)

チラシ出来ました~♪
お披露目ですッ!!

ドドーン!!!

どや?! 

















本日2月1日
前売りが、密かに・・・開始。(へっ?)

密かじゃ~ダメなんだけどね、ホントは。
OPENですよ~!!!
私的には
大々的にですから~

お出掛け頂ける方は
こちら村田のHPのContactからか
チケットかながわ、から
どうぞ~!!!


ちけっとかながわ
045-662-8866(10:00~18:00)
http://www.kanagawa-arts.or.jp/tc/