歌う場合、
大体の曲に歌詞が付いている。
時にハミングだったりヴォカリーズだったり
言葉のない曲もあるけれど、まぁ~稀だね。
唯一言葉を伝えることが出来る楽器が声楽。
声楽家=人そのものなんだから
そりゃ~当然と言われれば、そうだけど、
特質ともいえるよね。
日本語ならまだしも
イタリア語、ドイツ語、フランス語、英語、ロシア語・・・e.t.c.
あまたある言語。
歌詞も作者のお国によって
ヴァリエーション・テンコ盛り!
さて
20日に開催された「「春のコンサート」。
今回はフランス語の作品を演奏。
プログラムに曲解説は軽~く記載はされているものの
訳詞をすべて載せることも出来ず
「一体、どんな曲を歌ってるんだか・・・
どれ位理解されてるのかなぁ?!」
・・・この念が
いつもコンサートでは頭をよぎるね。。。
100%は勿論無理にしても
せめて「楽しい(喜び)」「淋しい(悲哀)」「明るい」「暗い」くらいの心の色分けや
「出会い」「恋愛」「別れ」などの人間の心の在り方、
「 自然」「季節」など自然界の描写をしている歌なのか程度は
表現したい、と思っている・・・えぇ、最低でもね、これ一番ゆるい必須条件かと。
言葉には
それぞれ「色」がある(師匠談)。
メロディーに言葉を乗せながら
曲全体のトーンを明確に伝えることが出来たらなぁ(願)。
若々しい恋、大人のアンニュイな愛、
コミカルな言葉遊び、切なく思い起こす愛などなど
いろ~んな恋愛にトライ!(あくまでも歌の中で・・・毎度のことながら疑似恋愛体験ですぅ)
一転して
ひじょ~に楽しく♪弾けて♪コケティッシュに・・・
したつもり!!
したつもり!!
伝わったのだろうか・・・
演奏パートナー♡美紀ちゃんと |
終演後
当日聴きに来てくれた
音大時代の友人からメールが。
「歌詞やストーリーがわからなくても
十分に歌の内容が伝わってきたよ~」。
ほんと~?
何よりのメッセージ♡
嬉しいぃ~(涙)。
これからも
この方向性で行って?!
大丈夫かね・・・
当日
お出掛け下さった皆様。
有難うございました!!
私スタイルで
今後も「伝えて」参りますッ!
(Stage Photo:K.Oguri)