当日の様子は
改めて画像と共に
ご報告するとして♪
嵐のような一日が終わり、
日常が・・・戻ってきた、はずが。
またまた、非日常体験をさせて頂いちゃったので~す♡
所属するフードコーディネーター協会の会報誌のリポートで
ワインテイスティングを体験することに。
その道のプロ中のプロの方から
直にテクニックを学ぶ、というもの。
それもマン・ツー・マンで。
何という贅沢!
そして
今回の講師は
な、な、なんと~!!2002年、第3回全日本最優秀ソムリエコンクールで優勝され
同年の全日本最優秀 ソムリエとなって
2004年にはギリシャでの
第11回世界ソムリエコンクールの日本代表として出場された
阿部 誠さんですっ!!!(キラキラ☆)
え~?! 体験者が 私なんかで、いいの?
と、?マークのまま

編集者の方と銀座5丁目にある
阿部さんのお店
「Salon de Champagne Vionys」へ。
ここは、
サロン・ド・シャンパーニュ
の名前でお分かりのように
シャンパンを専門に頂けるお店。
一面にアートの様に
ボトルが並ぶワインセラーが美しい♡
阿部誠さん、いえ!

阿部先生の印象は
とても穏やかで
落ち着いた物腰の中に
風格を感じる方。
世界を相手に
技を磨かれ挑んできた方だもの。
当然といえば当然です。
本日のテイスティングは
ブルゴーニュとボルドーの赤ワイン2種。
白い敷物の上で
国際規定の小さ目のワイングラスを2つ並べ
そこに、それぞれのワインを注ぎ入れて
色、香り、味わい、を感じとって
産地やブドウの品種、年代 などなどを判断していく。
まず、
開口一番 先生がおっしゃったのが
「外観を見て下さい」。
ぬぬぬ?外観???
まずは色合いのこと、と言ったらいいのかな。
「ワインも人と同じ。
顔色がいいか、悪いか。
それでワインの状態が分かりますよ~」。
なるほど。
実はその外観を注意深く見れば
そのワインの生産地域、ブドウの品種、年代までもが
分かるんですって。
テイスティングっていうから
飲んでみないと始まらないよ・・・
な~んて 単純に思っていたけれど
(実際も飲まないの!口に含むだけ)
その前に、もっとワインを観察する、、、
そう、向き合う時間が必要みたい。

ワインの赤いグラデーションが見えてくる。
先端は実は透明なんだよね。
先生に指摘されて
初めて知った。
そして、段々と深い赤になっていくんだ。
「どんな香り?」と尋ねられ
勿論香りを嗅いではいるんだけど
自信を持って表現する言葉が見当たらない。
一言で「香り」といって
3つのアロマがあるらしい。
1、ブドウ(品種)に由来している香り
2、醸造により生ずる香り
3、熟成による香り
一つのワインから発せられる香りに
そんな複数の元(原因)があるの???
で、それを嗅ぎ分けて、
尚且つ的確な言葉で表現するんでしょ?!
ムリムリ~(汗)
でも、今日はそのムリ!は
通用しないの。
恥を捨て
日本一のソムリエを前にして
貧しい語彙を それでも振り絞ってトライ。
ここで
阿部先生の人間としての大きさを見た!!
とほほ・・・の村田を見捨てることなく
我慢強く待ち
落ち込ませることなくフォローして下さる。
うぅぅぅぅ・・・・有難いっ。
先にテイスティングしたブルゴーニュワインは
色あいもルビー色で赤色が若々しく鮮やか。
香りはその色あいからも想像出来るイチゴやチェリーのよう。
少し甘酸っぱい印象かな。
これは、先程の1、ブドウ(品種)に由来している香りによる印象。
2、醸造により生ずるアロマからは
スパイス系の香りをイメージするといいみたい。
これは、ワインを醸造する時に
樽に入れるかららしい。
そこから、スパイス系の香りが生ずるとか。
シナモン、ハッカク、ニコリス、など。
3、熟成による香りは
落ち葉が降り積もって湿気を帯びている香り・・・だとか。
う~ん・・・今いち、分からん。
乾いた葉や草ではないことは分かったけど
それ以上の表現は、なかなか出てこないのよね。
難しいなぁ~
じゃぁ、2回目のトライになる
ボルドーワインは、
ブルゴーニュワインの時の先生のお手本があるんだから
もう少しマシな表現が出来るんじゃない?
トライ!
今度は先程に比べて
色合いが濃い!
ルビーというよりは
ガーネット。
だから、1のアロマも
ラズベリーや野イチゴの野生の荒々しさを感じる。
2のアロマはオリエンタルな香りとクローブなど。
3は植物、というより、土、なめし皮、レバーなどの獣臭、それに鉄などボリューム感のあるアロマ。
と、まぁ
こんな具合に
一つの香りを表現するんですのよ~
ひぇ~
大変なこと!!!
阿部先生に助けられ
誘い水を出されて
なんとか、辿りついた言葉たちですの、、、とほほ。
テイスティングでは
①甘味
②酸味
③渋味
④苦味
⑤余韻
を感じて
それぞれのワインの違いを判断していくんですって。
テイスティングは
視覚、嗅覚、味覚を屈指して
色、香り、味から
そのワインがどのようなワインなのかを
解き明かしていく訳だけど
すべてに通ずる一番大切なポイントは
始めに「外観」をじっくり観察することだって
阿部先生は力強くおっしゃってたねッ!!
見合って、見合って~!!!
性格や素性を知る上で
見た目も絡んでくるんだね~
美男美女とは違う意味で
品の良しあし、その人の育ちみたいなのが
顔に出ちゃうのと
同じ~なの~!?
ほ~
やっぱり
ワインと人って
似てるかも・・・
ワインへのアプローチの仕方も
このテイスティング体験で
見たまま、感じたままを大切に
対話するような心持で接すればいいんだ
って、気持ちが少し楽になったなぁ。
難しく考えてたこと
難しく考えようとしていたことを
自然体に五感、六感?!で
受け止めていいんだって
気づかせてもらっちゃった♪
最高に贅沢な、非日常体験だよ~
阿部先生に感謝♡
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