2010年8月20日金曜日

賢治だらけ・・・

仙台まで来ていることだし
ひたすらに
車を走らせること約1時間30分・・・

宮城のお隣
岩手の花巻まで行って参りましたッ。

ここは言わずと知れた
郷土愛の深き
詩人、童話作家である
宮沢 賢治の故郷ですわね~

あ~お腹すいた。
まずは腹ごしらえ。




賢治も教員時代に
足しげく通ったと言われる
「やぶ屋総本店」で賢治も食したであろう
「てんせいろ」に舌鼓~♪




なかなか雰囲気のあるお店♡

わんこそばは岩手名物だけど
このお店の壁にも
歴代のチャンピオンの方々の
記録が残されてましたよ~


さて、
お腹が満たされたところで

宮沢 賢治の里に行ってみよ~
流石に
賢治関連の名所・施設が多いなぁ。



まずは

「宮沢 賢治イーハトーブ館」。
ここは、
賢治の作品に触発された現代のアーティスト達の作品が

企画展として展示されている。

賢治の童話から取ったモチーフで

独特のメルヘンの世界が
金属工芸の細やかな技で表現されていたので~す♡








「銀河鉄道の夜」なんて

ホント、
想像力・創造力が 
共に刺激されて
アーティストにとってみると
様々なイメージが広がる

素材として
恰好の作品なんじゃないかなぁ。



外の田園風景ともマッチして

心穏やかになる空間を堪能。

お次は
賢治の生涯を
じっくりと学ぶ?!
とでもいったらいいのかなぁ・・・

400点以上の資料や映像で
彼の38年間の生涯を
色々な角度から見て知る施設。

「宮沢 賢治記念館」へ。



ここは
夏休みのせいでしょうか・・・
子供ちゃんが多いの。
夏休みの研究や宿題にも
ぴったりの題材だもんね。
みんな、真剣ですぅ~








映像コーナーでは
賢治作の童話が
色鮮やかで味わいのあるアニメで流れ

大人も子供も画面の前に集まって
暫し 観賞。

汚れちまったぜぇ~の大人でも
充分に童心にかえれて
ピュアー♡な気持ちになれる
有難い♪コーナー。

賢治が愛用していたチェロや
楽譜なんかもあって
中には
彼自身が作詞作曲した童謡や歌曲もあり・・・

この人は
ほんと、多才、といおうか
多趣味といおうか・・・

様々なこと、分野に
興味や好奇心のあった人なんだわぁ~
って

知らなかった事実も含め
大いに「賢治」を学習しました~
頭ん中、賢治づくし・・・
どこを切っても
賢治・・賢治・・賢治・・が出てくる感じ。。。

文学だけでなく
芸術、宗教、科学・・・と
短い人生で
良くぞ~まぁ、
ここまで、色々やりましたねっ!
賢治く~ん!!



「イーハトーブ」って

賢治の作品にも出てくる
彼流の理想郷だ、
ってことは知ってたけど

「岩手(いはて)」を
エスペラント風にして発音して
「イーハトブ(Ihatov)」にした
っていうのは
一体、どういう心情からなのかね・・・
なんで
エスペラント風が良かったんだろうね・・・










賢治が
エスペラント語に傾倒していたのは確か。

この人工言語が作られた目的は

それぞれの民族の文化・言語を
歴史的遺産として尊重し大切にしながら
その橋渡しの役目をすること、
って言われてますよね。

賢治の目指す理想郷も
人々の階級や宗教、性別や年齢など
様々な違いを超えて
お互いを尊重しつつ
自由に生きられる世界だったんだろうなぁ。
「イーハトーブ」って名付けた気持ちが
私なりに理解出来ましたよ~うん。


他にも
賢治にまつわる見所は沢山あって

「宮沢 賢治童話村」や
賢治が自耕自炊していた「下ノ畑」、、、などなど
廻りたい所がてんこ盛りだったけど
旅の中でのこと。。。
涙を飲んで
再び仙台へ・・・

帰路も
猛烈な暑さ。。。

喉が渇いたので
車を停め
自販機へヨロヨロと歩み寄る村田。

なっににしよっかなぁ~!!(鼻息荒~フンッ)

ぬぬぬぬ~!!!
こ、これは~・・・


・・・・やっぱり
ここでは
これでしょ!!!

これしか、ないっ!!!

花巻の締めは
賢治 一気飲みだぁ~!!!
ゴクン。。。

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