2010年4月26日月曜日

Concert au salon d'espoir Vol.15

4月ラストの日曜日。

そう
もう4月も残すところ数日・・・だと言うのに
この陽気(寒~)
何なんだぁ~!!!
冬物がしまえ~ん!!!

今年は
ホント

異常と思える程の気温のアップダウン。
身体が付いていかないよ。

でも
連日ズ~ッと寒かった凍えるような気温から抜け出し
今日は良かったぁ。
なんて春らしい穏やかなお天気なの♡

ホッとしましたよ~♪

だって今日は今年第2弾となる我が家でのサロンコンサートの日なんだも~ん。


お客様には
お天気で煩わしい思いは
して頂きたくないものね。


まずは

良かった良かった~♪
これだけで
気分も乗るわぁ。


ゲストは
バリトンの武田直之くんと
ピアニストの中澤美紀さん。
お二人とは
鎌倉の緑や環境を守るための
チャリティーコンサートで
度々ご一緒した間柄。




武田くんは
その立派な体格から発せられる

豊かで温かみのある声の響きが魅力。
今日は
彼が専門の
ドイツ歌曲を中心に
イタリア古典歌曲など
オーソドックスで

親しみのあるリートで
プログラミング。


美紀ちゃんには
伴奏と共に
ショパンイヤーにちなんで

バラード第1番ト短調を
ソロで演奏して頂く。
大活躍よん♡

私は
いつもながら
お話担当と
春らしい
タイトルもそのままズバリ!「春」
「O primavera!」という
近代イタリア歌曲を歌いま~す。

そして
お客様に趣向の違う2曲
斎藤友子さん編曲による
スタンダード・ジャズナンバーの
「Smile」と「Tea for two」を

サプライズ的に楽しんで頂く予定♡

武田くんとのデュエット
「Tea for two」は
歌っていてとても気分のいい
思わずテンションの上がる乗りのよい曲♪

ソロもいいけど
やっぱり
いくつかの声が合わさると
表現の世界も
声の厚みも広がって
相乗効果のパワーが出るんだなぁ。


盛りだくさんのプログラムだったので
サブタイトルも
「A bouquet of music」と

音楽の花束、、、に・・・
春らしくもあるでしょ?へへへ

お客様の反応が
ものすごく身近で

ダイレクトに返ってくるのが
このサロンの空間。

これって貴重。

皆さんの表情ひとつひとつが分かるので
その様子で
話すテンポや内容など
臨機応変 変えていくことが可能なのです。

このライブ的感覚が
知らないうちに

自分のアドリブの感性を培う上で
大いに役立っていることに
気付き始めたの。

本番って
当たり前だけど
その時一度しか体験できない。
たとえリハーサルがあったとしても
全く同じようにはいかない訳で
そう度々ライブを体験出来る訳じゃない。

だからこそ
この我が家でのサロンは
色々なコンサートや
自分のリサイタルなど
規模の大きな演奏会で力を出すための

トレーニング、訓練になっていると思うの。
(あくまでも 自己分析ですぅ)

そういう意味で
貴重ですッ!
ホント 自分を鍛えるための
貴重な場所なのですッ。

そして当然のことながら
そこは

お出掛け下さるお客様がいらしてこそ
与えられる場所。

有難い~♡


終始和やか

かつ
アットホームな雰囲気の中
15回目のサロンは無事終了。

そのあとは
恒例のTea Time。


お天気も三重花丸!!!

皆さんには

庭で ゆっくりとおくつろぎ頂きました。



ちなみに
今日のSweetsは
神戸から取り寄せた
色とりどりのワッフル♡




武田君 美紀ちゃん

お二人の出演者を交えてのこの時間は
お客様にとっても
直に演奏者と会話が出来る
楽しい時間。
それは
出演者も同じこと。


人の輪が広がる
最高な瞬間なので~す。

ここ連日の寒さに
身体も気持ちも縮こまり気味だった私・・・


待ち望んだ春が

やっと 私の元にやってきた~♪
人と音楽と空が運んできてくれた
本格的な春の到来を
実感した一日だったのです。

もぉ、待ちくたびれたよ~
Spring has come~♪

2010年4月15日木曜日

初対面

人との出会いって
不思議。

今まで 一面識もない人でも
どこか 懐かしい気持ちになったり
とても 話しやすかったり
親しみが持てたり・・・と
初めて会った気がしない人って
いますね。

昨日からスタートした新講座。
生徒さんは みなさん初対面。



お電話で申し込んで下さった方々ばかり。
お声だけで

勿論 お目に掛かるのは初めて。
その皆さん
声の印象通り
明るく チャーミングな方ばかりなのです。

それこそ
図々しくも 
初めて会った気がしないの 
なぜか。

とても 
柔らかい印象の方々ばかり。


でも その反面
気持の面では

お一人お一人には
意欲が感じられて
「こうなりたい」「こうしたい」という
自分のこれから行きたい方向・イメージを

きちんと 意思表示出来る方々と
お見受けしました。

これって

凄いことだと思う。
自分が
克服したいこと 苦手 ウィークポイント

を 自覚しているって
前進する早道だと思うしね。


私は                      

そのなりたいイメージ、
なりたい声に近づいて頂けるよう
少しでも お手伝い出来れば
と思っている。

初対面のひとでも

どこか
ご縁を感じる方はいるもので
かなり 一方的ですがっ!!
私は この「縁」を感じちゃってます、へへへ。
(生徒さんサイドは分からないけど~) 


一人ひとりの声に
これから
どのように向き合っていこうか・・・
責任 重大だ~!!

私も みんなと一緒に
前進 前進~♪

☆写真は 初対面?!であるはずの 生徒さんのお一人から頂いたブーケ。
 フリージアの香りが 部屋に春を運んでくれます。だって 季節は春だというのに やたら寒いんだも~ん

2010年4月14日水曜日

声をみつめる



4月開講の新講座が
今日からスタートした。

タイトルは
「歌と語りのトレーニング
~言葉を伝える歌唱法~」。






歌うこと と 語ること

ささやかながら 
ではありますが
私の両方の経験を生かして
「自分の声にアプローチする術」を
お伝え出来れば良いなぁ
と 前々から思っていての
講座の実現なので~す♡

日本語の曲は
殊に
発声と発音の関係が上手くかみ合わず
スムーズに曲を表現出来ないことが多い、と
感じていた私。


自らが楽器である声楽。
楽器=自分
常日頃 生活を共にする?!「私」と
じっくり向き合う意味でも
意義のある時間になるはず。

自分の身体のことなのに
実は 分かってないことだらけ。

自分で意識していると思っていることに
既に現実とのズレがあることも・・・


自分の声についても同じことが言えて
録音した自分の声を聴いて
違和感を覚えたり 
イメージと違っていて驚いたり・・・
ということは
良くあることですね~

意外と
自分のことって
知らないことが多いのよ~

だから逆に
面白い、とも言えるけど・・・


まず半年
生徒の方々には 

基本的な呼吸や
身体 喉の使い方を

身につけて頂けたら幸い♡

それと共に
表現する技術を身につけるトレーニングも
加えていく予定ですよ~♪

受講する方も

指導する私も
大いにenjoyしながら
レッスンが出来れば良いな~と
期待しているのです。


きっと
自分の身体のことなのに
「初めまして~!!」
と言いたくなるシーンも
これから
多々あることでしょう。

でも
ウン十年?!付き合ってる「私」に
まだまだ 新しい発見があるなんて
ウキウキする
楽しいことじゃありませんか~!!

何歳になっても
人は進化することが出来るのです。
その人の心の持ちようで。

2010年4月12日月曜日

日本の心

今年は寒暖の差が激しいせいか・・・
いや
そのお陰、と言った方がいいのかな?
桜が保(も)ってますね。

鎌倉祭が始まり

街中 大騒ぎ~ですわ~。


その賑わいを横目に
私は地元から脱出!!
帰宅の途につく観光客の皆さんより
ひと足もふた足も先に移動するのが賢明な策。


今日は

日本人を満喫?!して参りますわよ~
向かうは
千駄ヶ谷にある
「国立能楽堂」。

知人が出演する会へ
行って参りましたッ!

お能は
学生時代に何回か母と行ったことはあるものの
ほとんど初心者ですの・・・
それも今回は久々・・・
どんな観賞になるのでしょうか。

まだまだ桜が楽しめる
お花見日和♡

いいお天気で
スプリングコートさえ
早歩きをすると
羽織っているのが暑いくらい。

空気もどことなく
瑞々しく 
若葉の香りさえ感じる
気持のよい日曜日♪
これから 益々爽やかな

いいシーズンになりますね~

能楽堂の入口付近にも
桜が・・・
ハラハラと花びらの散る様も

風情があるなぁ~
なんたって
能楽堂をバックにしてだもの。

風流かな・・・
と呟きつつ いざ、入場~♪

「春黎会大会」との看板。
金春流の会ですよ~♪

お能は

鎌倉時代末期から
室町時代初めにかけてに完成した
日本の伝統的な舞台芸術のひとつですよね~





その流派は
地方の土着的な流れを含めると
様々あるようですが
軸になる流派は 
やはり 大和四座・・・
観世座、宝生座、金春座、金剛座 でしょうか。

観世流のお能の会へは 行ったことはあるけれど
金春流は 初めて。

和事の会は
長時間のことが多いのよね。

今日も10:30から始まってたのよ~ひぇ~

私は知人が登場するのが トリもトリ 
オオトリなので
15:30に到着。

少し早めに着いたので
ひと演目前の
狂言「清水」も
楽しませて頂いた。

身のこなしや 間合い
相手との呼吸や言葉のやり取りに
舞台で自分の身をさらす者として
勉強や参考になることが一杯♡

特に
間合いひとつが
お客さんの反応にも影響するので
この場の空気感を掴むことも
表現する上で大切なことなんだなぁ、と再認識。
思わず 演者の動きや呼吸に 見入ってしまった。

能楽堂は室内撮影禁止なので
画像がないのが残念だけど
想像してみてくださ~い(叫)

枝ぶりの見事な松が正面に描かれた
木のぬくもりと共に
凛とした独特の緊張感がある空間。

清められている・・・と言ったらいいのかな。
客席にいても
背筋が伸びるような
襟を正したくなる 
気持が静かになる場所。
 
・・・緊張するのとは 違う
穏やか・・・ともまた違うな。

私は 
静かに 集中する心持ちになれる場所
って思うな。

知人が出演した演目は 「安宅」。

歌舞伎の「勧進帳」で
御存知の方も多いでしょう。

義経 弁慶が登場する
安宅の関、でのやり取り。

まずは
お能独特の動きに
目が行く。

様式美 
と言ったらいいのでしょうか。

演じる人々 
複数の人物の配置の仕方
動きの連動 流れ 
ゆったりとしたリズム、 
時間の中にも
一人ひとりが担っていることを
各自が 全体を見渡せる眼を持って演じている様が
観ていて とても 小気味良かったし
何よりも
私自身が
そこに居るのが心地良かった。

集中する、って凄いエネルギー。
静の迫力なのでしょう。
精神的な お能の真髄を体現しようとする
演ずる者の「心意気」を感じる舞台だった。

観る側の私達も
集中せずにはいられない
真剣になってしまう所以が
そこにあるのかしら・・・
なんて 思ったりして。

桜の季節に
花びらが舞うような
人間の究極のしなやかな動きを
こんなに間近で観ることが出来て満足♡

自分の中の「日本人」をも意識した瞬間。

普段は通り過ごしてしまう様な感覚を
改めて認識するイイ一日だったなぁ~

日本人って
やっぱり 独特の感性を持つ民族かも・・・?!

でも 悪くないねっ。 日本人!!

2010年4月1日木曜日

続?!出掛けてきたぁ~♡カンボジア・ベトナム紀行~番外編

旅は終わったのですが~
番外編として
と~ってもご機嫌だった
ハノイでのスポットを
ご紹介します!
今からハノイにいらっしゃるご予定の方は
ぜひ、ぜひぜひぜひ!!!
足をお運びくださいませ。
余計なことは
書きません。

兎にも角にもハノイの街が一望できる
ごっきげ~ん!!な場所なのです。

ハノイ、旧市街の中心地にある
ホアンキエム湖畔に建つビルの5Fにある
その名もズバリ!
「シティ・ビュー・カフェ」。
そのまんまです。
テラス席がおすすめ。
湖畔の緑豊かな眺めが
眼にやさしく
そして
旧市街の風情ある街並みも興味深く

街ゆく人々の動き特に道を渡る人の命知らずの様子や
バイク、自転車のルールはあるのか?!という
荒々しい有様に
高みの見物、、、が
楽しめますよ~


夕暮れ時は
ロマンチックで
アジアの国。。。
というよりは
何処か
ヨーロッパの国にいるようで
心地よい風を顔に感じながら
バナナのスムージーなんか
飲むのもよし!
(これは 私がチョイスした
手前みそ的ネタで申し訳なし・・・)

Sunset Timeには
この時間の眺めをお目当ての人達で
混雑するので
少し早めに入店するのが
ベスト!




どうぞ
ハノイにいらしたら
「シテ・ビュー・カフェ」に
!!!
(くれぐれも、誤解ないように~
店のまわし者じゃないからね~)