河辺貞三氏作曲の作品のタイトルが
「太陽の賛歌」。
テキストはアッシジの聖者フランチェスコによる詩として
知られている。
随分前に譜面は頂いていたんだけど
見るからに難儀な曲で
じっくり向き合ってなかったの、、、ごめんなさい・・・
演奏の場のスケジュールが先に決まり
とうとうお尻に火が付いて~(ひぇ~)
作品に果敢に?!挑んだこのひと月。
関東学院のチャペルでの
ランチタイムのコンサート。
11:40~と12:30~
と2回の演奏。
編成は
ピアノ、オルガン、ソプラノ。
ピアノは作者ご本人の河辺氏が。
オルガンは
私の中高の同級生で
芸大のオルガン科を卒業した
「とっと」こと早川幸子さん。
ソプラノは私 村田が担当。
3人で数週間前に2回合わせをして迎えた本番当日。
一人で譜読みをする作業の過酷さ、
孤独を痛感したことはないねッ。
(オーバーじゃなく・・・)
譜読みをするのはもともと好きなんだけど
現代曲となると
やはり一筋縄ではいきませんでしたぁ~
夜な夜なピアノで旋律を辿りながらの作業。
河辺さんの曲は10分を超える大曲で
曲に取り掛かった頃は正直どうなることか・・・と思った。
でも、楽器との合わせで
こんなに曲のフォルムがはっきりするとは。
合わせって、今更ながら
共演者の呼吸を感じながら
自分の演奏の役割を自覚する重要な作業なんだなぁ。
発見もあり、
演奏を通しての表現の進むべき道も示してくれる。
曲全体の中での自分の立ち位置も明確になってきて
作品の中での自分の居心地が段々良くなってくるの。
作品の中での自分の居心地が段々良くなってくるの。
この安心感って重要。
これでいいんだ!って思える演奏を増やしていかなきゃ
合わせをしての問題点、改善するポイントを持ち帰り
再び一人の作業。
でも合わせをする前の「一人」とは全然違う。
作品の全体像も掴めて行くべき方向がもう見えてるもの!
本番は気持も集中して
適度に緊張感もあり、
現時点でのベストを尽くせたと思う。
演奏は生もの。
その時々でコンディションも変わる。
今日初演のこの作品も
これから色々な演奏家の手で表現され
時を経て、また大きく深く成長していくんだろうな。
その初演に携わることが出来て
幸せ~♡
とても楽しい
ひと月だったなぁ~
ひと月だったなぁ~
終わっちゃって、ちょっと淋しい・・・
人との出会いと同じく
曲との出会いにもご縁を感じるよね。
河辺さ~ん!
また、新曲、書いてくださいよ~(願)
・・・と強引に縁を作ろうとするのは・・・
いけないか・・・いけないね・・・

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