2009年5月30日土曜日

Spanish Breeze ♪

6月21日のサロンコンサートに向け
プログラミングは既に済ませ
一人での練習は始めてはいるものの
肝心のギタリスト、奥山由行さんとの合わせを 
まだ一度もしてな~い!!


曲のイメージはあっても
共演者と実際に音を出してみないと
音楽が立体的にはなってこない、、、


本番まであと1か月だし
急げ~!とばかり、初合わせ。

今回は
私が前々から歌ってみたい、と思っていた
スペインものの選曲♡



グラナドスの「アンダルーサ」(これは奥山さんのご推薦~♪)
それから、私の好きな曲、
ファリャの「7つのスペイン民謡」から「ポロ」と「子守唄」。






どの曲も、情熱的で
子守唄でさえ、どこか土臭く 
母親のやさしい吐息、というよりは、
赤ちゃんの耳元で熱い息を吐く!ブオ~!といった感じ。



囁くように・・・とは書いてはあるけど
どうしたって力入っちゃいます。
これで子供がちゃんと寝付くのかい!!!

スペインの偉大なMezzo
テレサ・ベルガンサの「子守唄」も
やっぱりドスきいてますもん。

言葉に関しても苦労してます。
とほほ、、、
スペイン語はイタリア語に近いのか
と思ってたけど
実際にチャレンジしてみると
全く別物!
音に言葉が乗った時の
流れが違うと思う。

イタリア語に比べて
スペイン語の方が
強調すべき言葉(特に動詞かな)を 
音に乗せながらも
かなり印象的に歌わないと
スペイン語の曲に聞こえないの~

発音も
「ジァ」だの「リァ」だの
特徴的な響きがあって
意識しすぎてもかえって不自然だし
ホント難しいぃぃぃ~

スペイン留学経験者の妹に
特訓は受けたものの
なんか まだしっくりこないんだな、、、
ブツブツ、、、

奥山さんのギターは
繊細であり 
透明感のある音色で 
やっぱりピアノでポロポロ弾きながら
一人で練習している時とは違うな。
気分も断然乗るし!

ギターの音を注意深く聞いてないと
置いてけぼりをくうことがあるので
そこが要注意。
気持ち良すぎて
好い気になって歌いこんじゃうと
音符が流れちゃって
もうバラバラ。。。えーん。。。

あとひと月。

歌にスペイン魂を込めつつも
何処かで客観的な目も持って 
ヴァランスをみないといけないなぁ。

パエリャ食べてカヴァ飲んで
気分だけはスペイン人になって
曲にアプローチするか???(安易だわぁ)

2009年5月23日土曜日

はじめまして‥‥♪

とうとうこの日がきました~

何気ない日常のひとコマを

私のペース、声のトーンで書き綴れたら良いなぁ
と思っています。
どうぞよろしく。

タイトル Voice にまつわる話から。
人の声は千差万別。
歌い手は、みなどこかしらの声域 パートに分けられる。
女性は一般的なのが 

高音域から Sopソプラノ Mezzoメッツォ・ソプラノ Altアルト。
男性はTenテノール Barバリトン Bassバス。

私は歌い手としてはSop。

役柄によってはMezzoのものも歌う。
普段の話し声は、、、というと

わりと低め、、、に聞こえるらしい。
しゃべる声を聞いて
「村田さん~アルトかと思いましたぁ~!?」という方も。
ナヌナヌ~!

一瞬複雑な心境になる私‥‥ドスが効いてるってこと~?
いやいや!そのギャップがいいのよね~と何事もプラスに。

でもこれって、実際アナウンサー業にとっては、悪いことじゃない。
人は高い声で語りかけられるより

低音の落ち着いたトーンで語られる方が
納得をし、情報を受け入れる傾向にあるそうだ。
アメリカのキャスターに比べて

日本のアナウンサーの方が
声のトーンが全体的に高い、という調査結果を以前聞いたことがある。
アナウンスの研修を受けたときに

講師から実際の声より低めに発声するように指導されたっけ。

‥‥ということは

この低めのトーンは
人を説得する力があるってこと~?!
天声、、、いや 天性の!

ここまでくると

プラス思考、というより おめでたい、としか言いようがない。
何事も、中身よッ、中身。。。
と心に刻んで、Voice をスタートさせたい。

心地よいトーンで‥‥