って、感心してる場合じゃ~ない。
今日はホントは予報が外れて欲しかった・・・
わがままなお願いではあるけど、、、ね。
午後から雨かぁ~
既に午前中から
空が今にも泣き出しそうな気配だもんね。
腹をくくる。
今日のサロンは
お陰様の満席御礼!状態。
ということは
40人のお客様と出演者、スタッフで
総勢50人弱の人が我が家に入るわけか~
人口密度濃ッ!!
いつも秋のサロンは
大体晴れ♫なので
終演後は庭でのTea Timeとなる。
今日は特例だ~い!
雨になったら屋根付き駐車場に20人
室内のリビングに20人ちょいで
皆さん、分散ね~!ヨロシク。
当日まで
何が起こるか分からないから
準備にはいろんなパターンをシュミレーションして
いつも頭使う。
今日のゲストは
ピアニストの塩田 加寿子さん
と
ヴァイオリニストの木村 恭子さん。
お二人ともヴェテランで
テクニック、表現力共に
超一流!
お迎え出来て
光栄! だし、素直に嬉しい♡
まさにこのサブタイトルに相応しい
詩情溢れる濃厚な時間となったので~す。
シューベルト、シューマン、ブラームス。
ドイツロマン派(シューベルトは古典にもかぶるかも・・)を中心とした
秋に相応しい
しっとりとした大人のプログラム。
海外経験も豊富で
多くのシーンで演奏を重ねてこられたお二人ならではの
落ち着きと貫録と説得力のある演奏で
終始お客様も私もため息・・・
それぞれのソロの演奏は
個性豊かに
ご自分の音楽性を存分に発揮して下さっての力演。
塩田さんは
一見楚々として
あまり激したりしないタイプにお見受けするけれど
いやはや、演奏となると豹変!
この人はパッションの人なんだぁ~って
イイ意味で裏切られた感が。
引き込まれてしまう音の豊かさ、、、半端じゃない。
ピアニッシモにも
しっかり「そうあるべき姿」の裏付けがある
確固たる音の存在感。
音にも意思があるんだ~
分かってるつもりではいたけれど
あらためて納得、確信したぁ。
色彩とかムードではなく
音、響きの作り、和声、オーケストレーションに心動かされる、、、
との彼女からのコメント。
感性や雰囲気に走りがちな私は
曲へのアプローチの仕方を一つ教えて頂いた感じ。
知的な人だ~
もうそこに佇むだけでエネルギーの塊!みたいな方。
周りの体感温度を1~2度上昇させてしまうのではないか・・・?
と思わせるパワー。
演奏も然り。
躍動感があって
基本的に音や響きが明るい~♪
演奏の合間でのお話もウィットに富んでいて
お人柄が伝わる。
私もシューベルト、シューマンのドイツリートを
3曲、ご一緒させて頂いたのよ~ん♡
ドイツ語、難しいけど
はまる?!と気持ちイイ♡
感情も、表現も、発音も・・・諸々がはまるとネ。
圧巻は
プログラム・ラスト
お二人のシューベルト:幻想曲。
超絶技巧の為
演奏会でもあまり演奏されることがない
珍しい1曲。
でも、ひじょ~に美しくてドラマチックで
シューベルト、最晩年に作曲された隠れた名曲。
シューベルトのチャレンジ精神が垣間見られて
短かった彼の人生、今さらながら惜しまれるなぁ。
これから、まだまだ創作活動をするつもりだったでしょうに・・・
3楽章までノン・ストップで25分程。
大曲で~す!
あ~すんばらしい♡
「ブラボー!!」鳴りやまず。
外は案の定雨が降り出したけど
この熱気に押され
お客様も私も
お天気なんてド~でもいいや!的雰囲気。
シュミレーション通り!
室内&屋外
二手に分かれての
大Tea Party♡になったのでした~
案ずるより
主宰者の心配をよそに
雨は
全くノー・プロブレム!!でした~
そして
今日一番嬉しかったことを・・・
出演者のお二人が
このサロンのお客様を大絶賛!!して下さったこと。
この聴衆あってのサロン。
音楽を受け取って下さる方々が温かくて
演奏家の力を更に引き出して下さってるのは
私もウスウス・・・感じてましたッ!
人との縁に恵まれてると
支えて下さる皆さんに
感謝せずにはいられませんねッ!
さ~て
今年のサロンは無事4回すべて終了。
来年は2/17に
年明け第一弾開催です。
いよいよ8年目に突入~
来年の干支は巳。
巳は弁天様と
ゆかりがあるらしい。
弁天様といえば
芸事、才の神。
ほ~
多くの才能との出会い
今から待ち遠し~♡
(Photo:M.S.)